和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月24日(火)

しし鍋やアユ塩焼きに行列 古座川の秋まつりにぎわう

来場者にしし鍋を振る舞う町猟友会(和歌山県古座川町一雨で)
来場者にしし鍋を振る舞う町猟友会(和歌山県古座川町一雨で)
古座川漁協がアユの塩焼きを振る舞う
古座川漁協がアユの塩焼きを振る舞う
串本古座高校CGS部の焼き鳥と焼きそばの販売所は行列ができた
串本古座高校CGS部の焼き鳥と焼きそばの販売所は行列ができた
緑の募金活動のため会場を巡回する町のマスコットキャラクター「瀧之拝太郎」
緑の募金活動のため会場を巡回する町のマスコットキャラクター「瀧之拝太郎」
 和歌山県古座川町は17日、同町一雨にある明神小学校・中学校グラウンドと同校体育館で「第33回古座川の秋まつり」を開いた。地域住民が栽培した新鮮な野菜の直売や地元食材を使った加工品の販売、じゃんけん大会、丸太切り競争などがあり、大勢でにぎわった。

 町公民館明神分館の野菜の品評会と町主催の秋祭りを合わせて実施している。会場では、子ども茶道教室による茶席や南紀森林組合の木工教室が催されたほか、町のマスコットキャラクター「瀧之拝太郎」が緑の募金活動のため巡回した。古座川漁協はアユの塩焼き、町猟友会はしし鍋を振る舞った。

 串本古座高校CGS(地域包括支援)部は、同部の調理班が考案した町産の黒ニンニクを使ったソースで焼き鳥と焼きそばを販売し、行列ができた。

 西前啓市町長は「天気が良く、今年も町内外から多くの人が集まってくれてよかった。高齢化が進み、町内の人口は減っているが、地域の皆さんの協力のおかげでこの祭りが継続できている」と感謝していた。