早くも梅の花開く 全国一の産地・和歌山で、寒さ被害の心配も
和歌山県みなべ町山内の梅畑で、早くも梅の花が咲き始めた。農家によると平年より2週間ほど早く、今後の寒さの被害が心配されるという。
同町気佐藤の農業、花村初太郎さん(66)が5日に確認した。梅畑は千里の浜に近く、周辺一帯の畑は毎年、町内の他の畑よりも開花が早いことで知られる。平年であれば20日ごろだが、今年は年明け間もなくに咲き始めた。同じころに咲くのは4年ぶりだという。
今年の早さは、暖冬の影響とみられる。しかし、大寒(20日)の前に咲いた場合、結実までの段階で厳しい寒さの影響を受ける可能性が高くなる。影響を受ければ実がならないこともあり、それが多ければ不作になるという。
花村さんは「この梅畑は気温はそう下がらないとは思うが、厳しい寒さが長く続かないことを願いたい」と話している。
同町気佐藤の農業、花村初太郎さん(66)が5日に確認した。梅畑は千里の浜に近く、周辺一帯の畑は毎年、町内の他の畑よりも開花が早いことで知られる。平年であれば20日ごろだが、今年は年明け間もなくに咲き始めた。同じころに咲くのは4年ぶりだという。
今年の早さは、暖冬の影響とみられる。しかし、大寒(20日)の前に咲いた場合、結実までの段階で厳しい寒さの影響を受ける可能性が高くなる。影響を受ければ実がならないこともあり、それが多ければ不作になるという。
花村さんは「この梅畑は気温はそう下がらないとは思うが、厳しい寒さが長く続かないことを願いたい」と話している。