和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月24日(火)

和歌山・紀南でも初冠雪 護摩壇山、今季一番の冷え込み

真っ白になった高野龍神スカイライン沿いの木々(13日午前8時40分ごろ、和歌山県田辺市龍神村で)
真っ白になった高野龍神スカイライン沿いの木々(13日午前8時40分ごろ、和歌山県田辺市龍神村で)
 13日は紀南各地で今季一番の冷え込みとなり、和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山(1372メートル)の頂上付近では初冠雪があった。

 標高900メートル付近から雨が雪に変わり、1100メートル付近から積雪が多くなった。護摩壇山森林公園総合案内所の管理人によると、深い所では積雪が10センチ以上となっており、途中で引き返した車が見られたという。

 和歌山地方気象台によると、近畿地方の上空約5500メートルに、氷点下30度以下というこの時期としては強い寒気が入ってきた影響で、高所で雪が降った。県内で一番寒かった高野山(高野町)の最低気温は0・6度。紀南では龍神(田辺市)が5・4度だった。15、16日には寒さが緩むとみている。