南方系の野鳥が繁殖 「シロガシラ」和歌山県南部で5年前に初確認
5年前の冬に和歌山県紀南地方で初めて確認された南方系の野鳥シロガシラ(ヒヨドリ科)が、田辺市や上富田町で定着して生息数を増やし、鳴き声を響かせている。
シロガシラは全長18センチほどで頭部に冠羽状の白い羽があり、背中はオリーブ色をしている。鳴き声は特徴的で「ピキョッ、キョッ、トルゥー」などと歯切れよく大きな声で鳴く。
分布域は東アジアで、日本では八重山諸島と沖縄本島に生息するが、これまで本州ではほとんど見ることはなかった種類。
紀南で初めて確認されたのは田辺市下万呂の左会津川流域。翌春、日本野鳥の会県支部会員が繁殖を確認した。その後目撃情報が多くなっている。
シロガシラは全長18センチほどで頭部に冠羽状の白い羽があり、背中はオリーブ色をしている。鳴き声は特徴的で「ピキョッ、キョッ、トルゥー」などと歯切れよく大きな声で鳴く。
分布域は東アジアで、日本では八重山諸島と沖縄本島に生息するが、これまで本州ではほとんど見ることはなかった種類。
紀南で初めて確認されたのは田辺市下万呂の左会津川流域。翌春、日本野鳥の会県支部会員が繁殖を確認した。その後目撃情報が多くなっている。