同郷の95人交流 南紀田辺会が東京で総会
関東在住の和歌山県紀南地方出身者でつくる「南紀田辺会」(山形友紀会長)は10月26日、東京都千代田区のホテル・ルポール麹町で総会を開き、95人が出席した。
総会後、白浜町出身で田辺高校卒業生の作家石田ゆうすけさんが「行かずに死ねるか!自転車世界一周疑似体験ツアー」と題し講演した。
石田さんは現在、旅や食をテーマにした記事を雑誌に連載したり、本を出版したりしている。その出発点となった自転車での世界一周旅行をスライド写真や当時聞いていた音楽とともに臨場感たっぷりに語った。
アフリカなど貧しいながら笑顔で暮らす現地の人々と接する中で、豊さと幸せが決してイコールでないことを実感したと話した。
石田さんは旅の動機を「一度きりの人生を最高なものにしたかった」と振り返り、帰国後もその思いを胸に執筆活動を継続。昔から好きだった文章を書くことで生活できるのは幸せと結んだ。
懇親会では井澗誠白浜町長が発声し、梅酒で乾杯。春の叙勲を受章した体操金メダリスト早田卓次さんのスピーチには、会場から功労を祝う拍手が上がった。また今回は近年では多い20人の新規出席者があり、それぞれ世代や仕事を超えてふるさとや共通の知人の話などで交流を深めた。
梅干しやなんば焼きなど古里の産品が当たる抽選会やゲームで盛り上がった後、紀南の風景スライドとともに歌う恒例の「南紀田辺会の唄」の合唱で締めくくった。次回は来年10月17日に、同ホテルで開催される。
総会後、白浜町出身で田辺高校卒業生の作家石田ゆうすけさんが「行かずに死ねるか!自転車世界一周疑似体験ツアー」と題し講演した。
石田さんは現在、旅や食をテーマにした記事を雑誌に連載したり、本を出版したりしている。その出発点となった自転車での世界一周旅行をスライド写真や当時聞いていた音楽とともに臨場感たっぷりに語った。
アフリカなど貧しいながら笑顔で暮らす現地の人々と接する中で、豊さと幸せが決してイコールでないことを実感したと話した。
石田さんは旅の動機を「一度きりの人生を最高なものにしたかった」と振り返り、帰国後もその思いを胸に執筆活動を継続。昔から好きだった文章を書くことで生活できるのは幸せと結んだ。
懇親会では井澗誠白浜町長が発声し、梅酒で乾杯。春の叙勲を受章した体操金メダリスト早田卓次さんのスピーチには、会場から功労を祝う拍手が上がった。また今回は近年では多い20人の新規出席者があり、それぞれ世代や仕事を超えてふるさとや共通の知人の話などで交流を深めた。
梅干しやなんば焼きなど古里の産品が当たる抽選会やゲームで盛り上がった後、紀南の風景スライドとともに歌う恒例の「南紀田辺会の唄」の合唱で締めくくった。次回は来年10月17日に、同ホテルで開催される。