迷チョウひらひら 和歌山県南部に熱帯系の「カバマダラ」
和歌山県紀南地方に熱帯系の迷チョウが飛来している。空き地や花壇などにあるフウセントウワタ(キョウチクトウ科)の周りでは、カバマダラが飛び回っている。発生を繰り返して11月ごろまで見られるという。
カバマダラは、羽を広げると7センチ前後の中形のチョウ。九州南部以南に広く分布、紀南地方には迷チョウとして飛来して繁殖するが越冬はできない。
羽はオレンジ色に黒と白の縁取りが特徴。幼虫は毒草であるフウセントウワタやトウワタ(同)などの葉を食べ、その毒成分を蓄えることで鳥などの天敵から身を守っていると考えられている。
上富田町生馬の花壇では、フウセントウワタの白い花が咲き、ハチやスズメガなどに交じってカバマダラが飛び交い、蜜を吸っている。
カバマダラは、羽を広げると7センチ前後の中形のチョウ。九州南部以南に広く分布、紀南地方には迷チョウとして飛来して繁殖するが越冬はできない。
羽はオレンジ色に黒と白の縁取りが特徴。幼虫は毒草であるフウセントウワタやトウワタ(同)などの葉を食べ、その毒成分を蓄えることで鳥などの天敵から身を守っていると考えられている。
上富田町生馬の花壇では、フウセントウワタの白い花が咲き、ハチやスズメガなどに交じってカバマダラが飛び交い、蜜を吸っている。