和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月27日(水)

役員再任「目を光らせる」 漁協不祥事で和歌山県知事

 補助金の不正受給問題で引責辞任した和歌山南漁協(和歌山県)の旧役員3人が再任されたことについて、仁坂吉伸知事は28日の定例記者会見で「新しい体制であろうと、古い体制であろうとそんなこと(不正)は起こらないように、きちんとやってもらわないといけない。目を光らせていきたい」と話した。

 昨年、漁協では田辺市や白浜町からの補助金などを不正受給していた問題が発覚。今年7月に役員12人全員が引責辞任した。10月23日に新役員が決まった。

 仁坂知事は「ちゃんと自浄をしてもらわないといけない」と語る一方、引責辞任した役員のうち3人が、再任されたことについては「組合員が望むのなら、われわれ(県)が、引責した人は二度と来るなという権限はない」と話した。

 現在、県は漁協の不正について調査しており、「徹底的にやる。意識して遅くしたり怠けたりするのは和歌山県のメニューにない。分かればすぐに発表する」とした。