和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年01月20日(木)

台風被災の長野県で活動 梅の郷救助隊が民家の泥出しや洗浄

浸水した民家で床板を剝がしたり、泥を撤去したりする紀州梅の郷救助隊のメンバー(長野県須坂市で)=紀州梅の郷救助隊提供
浸水した民家で床板を剝がしたり、泥を撤去したりする紀州梅の郷救助隊のメンバー(長野県須坂市で)=紀州梅の郷救助隊提供
 みなべ町の民間災害ボランティア団体「紀州梅の郷救助隊」(尾﨑剛通隊長)のメンバー10人が18~20日、台風19号による千曲川の氾濫で浸水被害を受けた長野県須坂市や長野市の民家で、泥出しや洗浄などの支援活動をした。

 メンバーの知人で須坂市に住む人から支援要請があり、資機材を積み込み、ワゴン車や2トントラックで17日夕方にみなべ町を出発した。みなべ町や白浜町、日高川町、広川町、由良町から梅農家や県職員、町議、土木作業員などのメンバーが参加した。

 18日は、須坂市北相之島にある民家で作業。周囲の家からも要望があり、4軒で活動した。19日は対岸の長野市赤沼の民家で作業をし、警報が出た関係で午後3時ごろまでで打ち切り。20日は朝から昼まで作業をした。メンバーは同日深夜に戻った。

 同隊によると、作業した民家は床上1メートルくらいまで浸水したといい、床板を剝がして、泥を出したり洗浄したりした。被害は広範囲で、災害ごみの撤去など復旧作業に追われている。

 尾﨑隊長(70)は「現地の人から、どこから手を付けてよいか分からずぼうぜんとしたが、皆さんが来てくれて勇気づけられたという話も聞いた。2、3日で活動できることには限りがあるが、被災者の元に駆けつけるということが大事だと感じる」と話した。