和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月21日(土)

「思い」が夜空彩る 南紀白浜でメッセージ花火、8月26日まで毎週土曜

観光客など見物人が見守る中、打ち上げられた白良浜でのメッセージ花火(和歌山県白浜町で)
観光客など見物人が見守る中、打ち上げられた白良浜でのメッセージ花火(和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町の白良浜海水浴場で8日夜、「メッセージ花火」の打ち上げがあり、事前に申し込んだ人たちの温かいメッセージとともに、花火が夜空を彩った。

 白良浜の夜を楽しんでもらおうと、白浜温泉旅館協同組合が主催。花火は1発7千円(1人3発まで)。申込者のメッセージを読み上げ、開いた時の直径が約120メートルの4号玉の花火を打ち上げる。8月26日までの毎週土曜午後8時10分から始まる。計8回を予定している。

 8日は神戸市や大阪市、地元の上富田町や白浜町の人などから申し込みがあり、およそ15分間にわたって、約30発の花火がそれぞれメッセージとともに打ち上げられた。

 「いつも優しいばあばが大好きだよ。これからもずーと長生きしてね」「6歳のお誕生日おめでとう」「一緒にいてくれてありがとう」など、家族や恋人に向けた心温まるメッセージが相次いだ。