紀伊風土記の丘/学芸員の仕事 体験しよう/7月、小中学生対象/自由研究も募集中
和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘は7月28日、夏休み企画「ジュニア学芸員養成講座」を開く。考古学や民俗学に興味のある小中学生を対象に「ジュニア学芸員」として、実際に博物館の仕事を体験してもらう。県内の社会科歴史分野に関係する小中学生の自由研究や歴史新聞などを募集している「チャレンジ!ジュニア学芸員」(応募期間は11月14日まで)のキックオフイベント。
ジュニア学芸員養成講座は先着10人で、小学校低学年は保護者同伴。申し込みは、7月7日午後1時から紀伊風土記の丘(073・471・6123)で受け付ける。参加は無料。会場は紀伊風土記の丘資料館で、時間は午前9時半~午後3時半。筆記用具、デジタルカメラまたはタブレット端末、昼食を持参する。
講座のテーマは四つ。(1)「学芸員の『目』」は、夏期企画展の注目ポイントを担当学芸員に聞き、展示が完成するまでの流れを学ぶ。(2)「学芸員の『しごとば』」は、普段は非公開の紀伊風土記の丘のバックヤードに潜入する。(3)「展示品にふれる」は資料に実際に触れ、詳しく観察・記録したり、学芸員に質問したりする。(4)「調査報告する」は、当日の体験を通じて最も気になった事、面白かった事などを発表する。
講座と同じく小中学生を対象に、和歌山の歴史をテーマにした研究を広く募集中の「チャレンジ!ジュニア学芸員」は、夏休みの自由研究や総合的な学習の時間で考古学や歴史学、民俗学に挑戦してもらう。応募作品は全て紀伊風土記の丘資料館で展示し、優秀作品を表彰して研究発表会を開く。
学校外で未発表のものが対象で、個人研究部門(小学生の部・中学生の部)と団体研究部門(学校・学年・学級・部活動など)がある。応募形態は自由だが、立体的作品(自分で作った土偶やはにわ、石器など)は、作品について解説したリポートを添付する。
研究例としては「住んでいる地域にどのような遺跡や古墳、城跡があるか調べる」「古代人の生活を想像し、体験してみる(土器やはにわを実際に作る)」「祖父母の家にある古い道具について調べる」「地域に伝わる祭り(伝統芸能)を調べる」など。
各部門で最優秀賞1人、優秀賞1人、奨励賞若干名を表彰する。資料館で12月10日、受賞者を対象とした表彰式・研究発表会を開く。応募作品の展示期間は12月12日~来年1月14日。
■館長講座「旅と博物館」
7月~来年3月、計3回
県立紀伊風土記の丘は7月から来年3月にかけ、博物館学・考古学を専門とする中村浩道館長によるシリーズ館長講座「旅と博物館―世界遺産と博物館―」を開く。開催日は(1)7月8日(ラオスとミャンマー編)(2)11月11日(カンボジアとタイ編)(3)来年3月2日(韓国とフィリピン編)の計3回で、時間は各回とも午後1時半~3時。小学生以上が対象で、定員は各回とも先着30人。
中村館長が世界各地の博物館・美術館を訪ね、見聞したことを通じて考察した博物館の歴史や特色、博物館が社会に果たす役割などを分かりやすく解説する。
参加申し込みは(1)が受け付け中で、(2)が10月27日、(3)が来年2月16日のそれぞれ午後1時から紀伊風土記の丘で受け付ける。
参加費は、各回とも入館料(一般190円、大学生90円、高校生以下と65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料)と資料代100円。
ジュニア学芸員養成講座は先着10人で、小学校低学年は保護者同伴。申し込みは、7月7日午後1時から紀伊風土記の丘(073・471・6123)で受け付ける。参加は無料。会場は紀伊風土記の丘資料館で、時間は午前9時半~午後3時半。筆記用具、デジタルカメラまたはタブレット端末、昼食を持参する。
講座のテーマは四つ。(1)「学芸員の『目』」は、夏期企画展の注目ポイントを担当学芸員に聞き、展示が完成するまでの流れを学ぶ。(2)「学芸員の『しごとば』」は、普段は非公開の紀伊風土記の丘のバックヤードに潜入する。(3)「展示品にふれる」は資料に実際に触れ、詳しく観察・記録したり、学芸員に質問したりする。(4)「調査報告する」は、当日の体験を通じて最も気になった事、面白かった事などを発表する。
講座と同じく小中学生を対象に、和歌山の歴史をテーマにした研究を広く募集中の「チャレンジ!ジュニア学芸員」は、夏休みの自由研究や総合的な学習の時間で考古学や歴史学、民俗学に挑戦してもらう。応募作品は全て紀伊風土記の丘資料館で展示し、優秀作品を表彰して研究発表会を開く。
学校外で未発表のものが対象で、個人研究部門(小学生の部・中学生の部)と団体研究部門(学校・学年・学級・部活動など)がある。応募形態は自由だが、立体的作品(自分で作った土偶やはにわ、石器など)は、作品について解説したリポートを添付する。
研究例としては「住んでいる地域にどのような遺跡や古墳、城跡があるか調べる」「古代人の生活を想像し、体験してみる(土器やはにわを実際に作る)」「祖父母の家にある古い道具について調べる」「地域に伝わる祭り(伝統芸能)を調べる」など。
各部門で最優秀賞1人、優秀賞1人、奨励賞若干名を表彰する。資料館で12月10日、受賞者を対象とした表彰式・研究発表会を開く。応募作品の展示期間は12月12日~来年1月14日。
■館長講座「旅と博物館」
7月~来年3月、計3回
県立紀伊風土記の丘は7月から来年3月にかけ、博物館学・考古学を専門とする中村浩道館長によるシリーズ館長講座「旅と博物館―世界遺産と博物館―」を開く。開催日は(1)7月8日(ラオスとミャンマー編)(2)11月11日(カンボジアとタイ編)(3)来年3月2日(韓国とフィリピン編)の計3回で、時間は各回とも午後1時半~3時。小学生以上が対象で、定員は各回とも先着30人。
中村館長が世界各地の博物館・美術館を訪ね、見聞したことを通じて考察した博物館の歴史や特色、博物館が社会に果たす役割などを分かりやすく解説する。
参加申し込みは(1)が受け付け中で、(2)が10月27日、(3)が来年2月16日のそれぞれ午後1時から紀伊風土記の丘で受け付ける。
参加費は、各回とも入館料(一般190円、大学生90円、高校生以下と65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料)と資料代100円。