和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

大雨で路面陥没 和歌山・高野龍神スカイラインが通行止め

路面が陥没し、通行止めとなっている高野龍神スカイライン(5日、和歌山県かつらぎ町で)
路面が陥没し、通行止めとなっている高野龍神スカイライン(5日、和歌山県かつらぎ町で)
 2日から3日の大雨の影響で路面が陥没したとして、和歌山県は、国道371号(高野龍神スカイライン)の田辺市の道の駅「ごまさんスカイタワー」(龍神村龍神)―高野町大滝間(約19キロ)を通行止めにしている。復旧時期は未定。回り道はない。

 現場はかつらぎ町花園梁瀬の国道371号。「ごまさんスカイタワー」から高野町方面へ約8キロの地点。延長約50メートルにわたって路面が陥没した。陥没は片側1車線の両方の車線に広がっており、車両は通行できないという。

 国道371号は、5月3日から高野町の大滝―高野山間(約8キロ)が崩土の影響で通行止めになっている。同区間は9日から片側交互通行になるが、高野町の野迫川口交差点より南は今回の路面陥没の影響で通行できない。龍神村側からはスカイタワーまで通行できる。

 龍神行政局産業建設課の西潤二課長(55)は「高野龍神スカイラインはこの時季、県内外の観光客など多くの方々が利用する。現在、高野山では宗祖弘法大師御誕生1250年記念大法会が開かれており、龍神村で宿泊を予定されていた方々がキャンセルせざるを得ない状況となるのは非常に残念。一日でも早く復旧していただきたい」と話した。