サンライズFCが準決勝進出 社会人サッカー和歌山大会
第59回全国社会人サッカー選手権和歌山大会(和歌山県サッカー協会主催)は21日、和歌山市福島の市民スポーツ広場で準々決勝があり、紀南で活動する南紀オレンジサンライズFCが海南FCに7―2で快勝した。準決勝は28日、橋本市のサカイキャニングスポーツパークであり、サンライズFCは午後1時半からの第2試合でFC LUDIQUE(ルディック)と対戦する。
和歌山大会は14チームが参加して14日に始まった。全国大会出場を目指すサンライズFCは1回戦で近大生物理工学部サッカー部に5―0で勝った。準々決勝では先制を許したが、MF阪本のハットトリックなどで得点を重ねた。
紀南からはほかに、紀南マンダローアが1回戦でFCトリッキーに5―2で勝ったが、準々決勝で和歌山紀北蹴球団に0―6で敗れた。
■「サッカー発展の力に」 阪本選手(橋本市出身)が3点
南紀オレンジサンライズFCに今季加入した阪本匠馬選手(25)は橋本市出身。21日の海南FC戦では攻撃的MFで出場し、0―1の前半25分に自ら獲得したPKを決めて同点とすると、40分にはループシュートで逆転。後半17分にも得点してハットトリックを達成し、4強進出に貢献した。
強豪の初芝橋本高校でサッカーに打ち込み、大学で鍼灸(しんきゅう)師や教員の資格を取得し、大学院の2年間は運動生理学を勉強した。昨年、J3福島ユナイテッド(福島県)のトレーナーに就任。1年間プロの選手と触れ合い「選手として現役を続けられるうちにもう一度本気でサッカーをしたい」と、トレーナーを辞めてサンライズFCに加わった。
日頃は障害児者や家族を支援する田辺市内の認定NPOで働き、生活介護や放課後デイサービスに取り組む。チームメートやサポーターらには、地域の施設や砂浜を活用したトレーニングの指導もしている。
チームで唯一の県出身選手。「自身の経験を伝えることで和歌山県のサッカー発展の力になりたい」と、力強く語った。
和歌山大会は14チームが参加して14日に始まった。全国大会出場を目指すサンライズFCは1回戦で近大生物理工学部サッカー部に5―0で勝った。準々決勝では先制を許したが、MF阪本のハットトリックなどで得点を重ねた。
紀南からはほかに、紀南マンダローアが1回戦でFCトリッキーに5―2で勝ったが、準々決勝で和歌山紀北蹴球団に0―6で敗れた。
■「サッカー発展の力に」 阪本選手(橋本市出身)が3点
南紀オレンジサンライズFCに今季加入した阪本匠馬選手(25)は橋本市出身。21日の海南FC戦では攻撃的MFで出場し、0―1の前半25分に自ら獲得したPKを決めて同点とすると、40分にはループシュートで逆転。後半17分にも得点してハットトリックを達成し、4強進出に貢献した。
強豪の初芝橋本高校でサッカーに打ち込み、大学で鍼灸(しんきゅう)師や教員の資格を取得し、大学院の2年間は運動生理学を勉強した。昨年、J3福島ユナイテッド(福島県)のトレーナーに就任。1年間プロの選手と触れ合い「選手として現役を続けられるうちにもう一度本気でサッカーをしたい」と、トレーナーを辞めてサンライズFCに加わった。
日頃は障害児者や家族を支援する田辺市内の認定NPOで働き、生活介護や放課後デイサービスに取り組む。チームメートやサポーターらには、地域の施設や砂浜を活用したトレーニングの指導もしている。
チームで唯一の県出身選手。「自身の経験を伝えることで和歌山県のサッカー発展の力になりたい」と、力強く語った。