崩土の通行止めが観光に痛手 高野龍神スカイライン、バス通れずツアーキャンセル
和歌山県の高野山と田辺市龍神村をつなぐ高野龍神スカイライン(国道371号)の一部で、大型連休を直撃した通行止めが続いている。近くにも迂回(うかい)路はあるがバスなどの大型車は通行できず、高野山からのバスツアーがキャンセルになるなど龍神村の各所に影響が出ている。
県によると、高野町側入り口から約2・8キロの地点で、延長約70メートル、高さ約40メートルの範囲で道沿いの斜面が崩れた。これにより、3日から高野町内の約8・6キロが通行止めとなっている。できるだけ早く通行できるようにと対策工事が進められており、まずは大型車も通れる片側交互通行までの復旧を目指しているという。
5月は新緑の行楽シーズン。また、今年は高野山を開いた弘法大師・空海の誕生1250年となる記念の年でもある関係で、高野山から龍神村へのバスツアーも多く予定されている。
しかし、通行止めの影響で、高野山と龍神村、熊野を結ぶ「聖地巡礼バス」が高野山から護摩壇山までの区間で運休。また、龍神村龍神の宿泊施設「季楽里龍神」では、日帰りのバスツアーでキャンセルが相次いだ。宿泊を予定している今後のツアーについても道路の状況によって見通しが立たなくなっており、施設の担当者は「影響は大きい。非常に痛手」と表情を曇らせる。
高野龍神スカイライン沿いにある道の駅「ごまさんスカイタワー」でも影響は大きく、担当者は「全体的に昨年よりもお客さんが少ないように感じる。ごまさんスカイタワーまで行けないと思ってしまう人も多かったようだ。どうすることもできないが、一日も早い復旧を願っている」と話している。
県によると、高野町側入り口から約2・8キロの地点で、延長約70メートル、高さ約40メートルの範囲で道沿いの斜面が崩れた。これにより、3日から高野町内の約8・6キロが通行止めとなっている。できるだけ早く通行できるようにと対策工事が進められており、まずは大型車も通れる片側交互通行までの復旧を目指しているという。
5月は新緑の行楽シーズン。また、今年は高野山を開いた弘法大師・空海の誕生1250年となる記念の年でもある関係で、高野山から龍神村へのバスツアーも多く予定されている。
しかし、通行止めの影響で、高野山と龍神村、熊野を結ぶ「聖地巡礼バス」が高野山から護摩壇山までの区間で運休。また、龍神村龍神の宿泊施設「季楽里龍神」では、日帰りのバスツアーでキャンセルが相次いだ。宿泊を予定している今後のツアーについても道路の状況によって見通しが立たなくなっており、施設の担当者は「影響は大きい。非常に痛手」と表情を曇らせる。
高野龍神スカイライン沿いにある道の駅「ごまさんスカイタワー」でも影響は大きく、担当者は「全体的に昨年よりもお客さんが少ないように感じる。ごまさんスカイタワーまで行けないと思ってしまう人も多かったようだ。どうすることもできないが、一日も早い復旧を願っている」と話している。