和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月25日(月)

商工フェアに65店、体験も 田辺市で22、23日

田辺商工フェアをPRする小山葵実行委員長(左から2人目)ら実行委員会メンバー
田辺商工フェアをPRする小山葵実行委員長(左から2人目)ら実行委員会メンバー
 「田辺商工フェア2023」が22、23の両日、和歌山県田辺市文里2丁目のガーデンホテルハナヨアリーナである。「親子と地域がつながるバイローカル」をテーマに、65事業所が自慢の商品やサービスをPRするほか、さまざまな体験がある。


 田辺商工会議所青年部と実行委員会が主催、紀伊民報などが後援している。春の恒例行事だが、新型コロナの影響で中止や会場移転が続いたため、ハナヨアリーナでの開催は4年ぶり。

 今年は子育て世代をメインターゲットに、地域で独立経営する店を利用することで、買い物に使った資金を地域内に環流させ、経済活性化につなげる「バイローカル」を全面に打ち出した。

 飲食ブースではすしやスイーツ、田辺のご当地グルメ「ちゃんぽん」などが並ぶ。物販では梅干しや紀州ヒノキの虫食い材で作った家具をはじめ、映像合成の体験などもある。

 ワークショップも多彩。小学生や親子を対象にしたヨガや2メートルの大きな画用紙を使ったお絵描き、紀州材を使った工作などが楽しめる。

 子ども向けの「おみせやさん」体験は、タピオカジュース、うどん、ハンバーガー、クレープを実際に作って販売する。当日予約制で、定員は2日間で計104人。

 自衛隊や消防の車両展示、エア遊具、お菓子まき、ガラガラ抽選会もある。

 実行委は小山葵委員長をはじめ、三つの専門部会の部長が全て女性。小山委員長は「女性中心の実行委は初めて。イベント内容はもちろん、チラシのデザインやインスタグラムを活用した広報活動などもこれまでと違った視点を加えた。知って、体験して、お気に入りの店を見つけてほしい」と来場を呼びかけている。

 両日とも午前10時から。22日は午後5時、23日は午後4時まで。出店の事業所や体験などの内容はインスタグラムで紹介している。

 問い合わせは田辺商工会議所(0739・22・5064)へ。