和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月01日(金)

古座街道を踏破しよう 南紀串本観光協会がウオーク、16日から

 和歌山県串本町の南紀串本観光協会は16日から、「古座街道踏破ウオーク」を始める。来年3月ごろまでに計8回を予定しており、毎回、歩いた場所が記された紀州材の「木札」(縦約7センチ、横約3センチ)がもらえる。

 南紀串本観光協会では「統合前の旧古座観光協会の時代に企画したことはあるが、ファンも多いことから改めて魅力を発信したい」として、上富田町朝来から串本町古座までの約80キロを歩く「古座街道踏破ウオーク」を計画した。現在、第4回までの参加者を募集中。それ以降は10月ごろに募集を始める予定という。

 初回は16日で上富田町朝来から同町生馬にある鳥渕神社までの約7キロ▽2回目(5月14日)は鳥渕神社から白浜町宇津木までの約11キロ▽3回目(9月30日)は白浜町宇津木からすさみ町大附までの約14・5キロ▽4回目(10月14日)はすさみ町大附から同町佐本東栗垣内までの約9・5キロ―を歩く。参加費と定員は毎回3500円で先着10人。

 観光協会の担当者は「古座街道は司馬遼太郎の『街道をゆく』でも紹介された魅力的なルート。この機会にぜひガイドと一緒に歩いていただけたら」と呼びかけている。

 問い合わせ、申し込みは南紀串本観光協会(0735・62・3171)へ。