スイセン見頃 串本の樫野埼灯台周辺
和歌山県串本町樫野にある国指定史跡「樫野埼灯台」周辺で、「町の花」でもあるスイセン(ヒガンバナ科)が見頃を迎えた。白い花が潮風に揺れ、辺りに甘い香りを漂わせている。
日本最古の石造り灯台として知られる樫野埼灯台は、1870(明治3)年に完成。この地のスイセンは、建設に携わったイギリス人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンが遠い故郷を思い、母国から取り寄せて灯台周辺に植えたのが始まりとされる。南紀串本観光協会によると、以前は10万本以上のスイセンがあったが、株が密集して花が咲きにくくなっていたため、5年ほど前に3年かけ植え替える作業をした。
観光協会の担当者は「植え替えで客土をしたために雑草が多い状況が続いていたが、今年は花も増えてきた。2月中旬ごろまで楽しめそう」と話している。
日本最古の石造り灯台として知られる樫野埼灯台は、1870(明治3)年に完成。この地のスイセンは、建設に携わったイギリス人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンが遠い故郷を思い、母国から取り寄せて灯台周辺に植えたのが始まりとされる。南紀串本観光協会によると、以前は10万本以上のスイセンがあったが、株が密集して花が咲きにくくなっていたため、5年ほど前に3年かけ植え替える作業をした。
観光協会の担当者は「植え替えで客土をしたために雑草が多い状況が続いていたが、今年は花も増えてきた。2月中旬ごろまで楽しめそう」と話している。