本宮大社旧社地に仮設道路 潜水橋被災で田辺市
和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社の旧社地「大斎原(おおゆのはら)」に架かる潜水橋が被災したことに伴う市の復旧工事で、盛り土による仮設道路が完成した。観光客らは15日から利用できるようになった。
大社は同日、渡り初め式を営み、神職や総代らが参加した。九鬼家隆宮司は「これで(来訪者が増える)年末年始も行き来できるようになった。大変ありがたい」と喜んでいた。
潜水橋(延長約30メートル)は音無川に架かっており、いずれも世界遺産の大斎原と「札の辻」という場所を結ぶ。8月の大雨で壊れ、通れなくなっていた。
市は復旧工事の中で、年末年始の対策として、盛り土で仮設道を造る方針を示していた。最終的には橋を架け直すという。
大社によると、潜水橋がある場所にはかつて「高橋」と呼ばれた太鼓橋が架かっていた。この歴史も知ってもらいたいとして、盛り土の両岸には看板を設けることにしている。
大社は同日、渡り初め式を営み、神職や総代らが参加した。九鬼家隆宮司は「これで(来訪者が増える)年末年始も行き来できるようになった。大変ありがたい」と喜んでいた。
潜水橋(延長約30メートル)は音無川に架かっており、いずれも世界遺産の大斎原と「札の辻」という場所を結ぶ。8月の大雨で壊れ、通れなくなっていた。
市は復旧工事の中で、年末年始の対策として、盛り土で仮設道を造る方針を示していた。最終的には橋を架け直すという。
大社によると、潜水橋がある場所にはかつて「高橋」と呼ばれた太鼓橋が架かっていた。この歴史も知ってもらいたいとして、盛り土の両岸には看板を設けることにしている。