和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月24日(日)

力作ずらり679点 ふるさと絵画展の特選など決定

応募作品を1点ずつ丁寧に見る審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
応募作品を1点ずつ丁寧に見る審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
 第31回子どもふるさと絵画展(天神崎の自然を大切にする会、紀伊民報主催)の審査会が10日、和歌山県田辺市秋津町の紀伊民報本社であった。応募があった園児と小中学生の絵画作品679点の中から特選63点、準特選126点、国立公園賞6点を選んだ。

 絵画展は絵を描くことで、子どもたちにふるさとの自然や文化を大切にする心を育んでほしいと毎年開いている。

 会場には、身近な風景や寺社などを描いた子どもの絵がずらりと並び、田辺・西牟婁の元美術教員ら17人が審査した。

 審査後の意見会では「前回より、それぞれの個性を生かした絵が増えてうれしい」「力作ぞろいで素晴らしい」といった声のほか、コロナ禍で地域の祭りが少ない中「獅子舞の絵があって良かった」といった声があった。



 田辺市新屋敷町の紀南文化会館1階展示ホールで来年1月28、29日、応募があった全作品を展示する。特選と準特選、国立公園賞の受賞者は近く紙面で紹介する。