全線開通で3分短縮 田辺西バイパス
和歌山県田辺市の稲成町と芳養町を結ぶ国道42号田辺西バイパス(延長3・8キロ)が3月に全線開通したことで、旧国道42号(国道424号)の交通量が半減し、芳養町から市街地への所要時間も短縮したことが分かった。
紀南河川国道事務所が、開通後の整備効果について取りまとめた。
バイパス開通前の旧国道42号の交通量(3月9日調査)は1日当たり1万2109台だったのに対し、開通後(6月16日調査)は約半分の5931台。バイパスの交通量は6748台だった。
また、バイパス開通により、田辺市芳養町の白馬(はくまい)交差点から同市稲成町のパビリオンシティまでの所要時間は10分から7分に短縮した。
同事務所の聞き取り調査では「みなべ町から田辺市方面への路線で、芳養松原交差点の渋滞がなくなりスムーズになった」(地元バス会社)、「救急搬送の際、速度を落とさず走行でき所要時間が短縮されたと感じる」(田辺市消防本部)という声があったという。
田辺西バイパスは国道42号の混雑緩和、災害時の交通確保などを目的に1997年度に事業化。四半世紀を経て全線開通した。
紀南河川国道事務所が、開通後の整備効果について取りまとめた。
バイパス開通前の旧国道42号の交通量(3月9日調査)は1日当たり1万2109台だったのに対し、開通後(6月16日調査)は約半分の5931台。バイパスの交通量は6748台だった。
また、バイパス開通により、田辺市芳養町の白馬(はくまい)交差点から同市稲成町のパビリオンシティまでの所要時間は10分から7分に短縮した。
同事務所の聞き取り調査では「みなべ町から田辺市方面への路線で、芳養松原交差点の渋滞がなくなりスムーズになった」(地元バス会社)、「救急搬送の際、速度を落とさず走行でき所要時間が短縮されたと感じる」(田辺市消防本部)という声があったという。
田辺西バイパスは国道42号の混雑緩和、災害時の交通確保などを目的に1997年度に事業化。四半世紀を経て全線開通した。