「これはでかい」 すさみでノコギリガザミ捕獲
和歌山県すさみ町周参見の周参見川河口で、重さ2・75キロ、甲幅約22センチもある大きなアミメノコギリガザミ(ワタリガニ科)が捕獲された。持ち込まれたエビとカニの水族館(すさみ町江住)の平井厚志館長は「同種最大級。うちの水族館では過去最大の大きさ」と驚いている。30日から展示を始めた。
捕獲したのは周参見中学校1年の中村太一河君(12)。25日夜、家族で生き物採集に出掛け、河口付近の岩にこのノコギリガザミがいるのを見つけた。「こんな大きなカニは初めて見た。一人でも多くの人に見てもらいたい」と水族館に持ち込んだという。
ノコギリガザミは、マングローブガニとして有名で、本州中部以南に広く分布。内湾や河口付近の泥底に穴を掘り生息する。おいしくて食用にされるが、県内では個体数が少なく市場に出回ることはほとんどない。田辺・西牟婁では「ニュウドウ」と呼ばれることもある。
捕獲したのは周参見中学校1年の中村太一河君(12)。25日夜、家族で生き物採集に出掛け、河口付近の岩にこのノコギリガザミがいるのを見つけた。「こんな大きなカニは初めて見た。一人でも多くの人に見てもらいたい」と水族館に持ち込んだという。
ノコギリガザミは、マングローブガニとして有名で、本州中部以南に広く分布。内湾や河口付近の泥底に穴を掘り生息する。おいしくて食用にされるが、県内では個体数が少なく市場に出回ることはほとんどない。田辺・西牟婁では「ニュウドウ」と呼ばれることもある。