パンダ食べ残しの竹にイカが産卵 白浜の海底に設置
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が、ジャイアントパンダが食べ残した竹の枝葉で作り、町内の海底に沈めていたアオリイカの産卵床でこのほど、産卵が確認された。
スタッフが5月17日、高さ約2メートルの産卵床を30基作り、瀬戸、湯崎、伊古木の3漁港内に沈めていた。産卵を確認したのは、伊古木漁港で、10基中4基に卵が産み付けられていた。
同施設は、今後も産卵床の観察を続け、産卵、ふ化シーズンが終了する8月下旬まで効果を検証するとしている。
この取り組みは、里山を荒廃させる竹を伐採してパンダの餌とすることで里山の環境を守り、廃棄していた食べ残しの竹を有効資源とする「パンダバンブープロジェクト」活動の一環。和歌山南漁協などの協力の下、白浜町と共同で行っている。
スタッフが5月17日、高さ約2メートルの産卵床を30基作り、瀬戸、湯崎、伊古木の3漁港内に沈めていた。産卵を確認したのは、伊古木漁港で、10基中4基に卵が産み付けられていた。
同施設は、今後も産卵床の観察を続け、産卵、ふ化シーズンが終了する8月下旬まで効果を検証するとしている。
この取り組みは、里山を荒廃させる竹を伐採してパンダの餌とすることで里山の環境を守り、廃棄していた食べ残しの竹を有効資源とする「パンダバンブープロジェクト」活動の一環。和歌山南漁協などの協力の下、白浜町と共同で行っている。