ふるさと納税が過去最高 21年度、白浜町
和歌山県白浜町への2021年度のふるさと納税は、4億9314万7千円(2万3822件)で、寄付額、件数ともに過去最高だった。寄付額は20年度と比べて約2倍に増えており、返礼品は特に町内で使える旅行クーポンが人気だった。町担当者は「新型コロナで巣ごもりしていた方たちが、コロナが収まったら白浜へ行きたいという気持ちが高まったからではないか」と増えた理由を推測している。
町によると、これまでの最高額は17年度の3億2060万5043円。件数の最多は20年度の1万4350件だった。
寄付は仲介サイトなどを通じて全国47都道府県からあり、最も多かったのは東京都の5733件、次いで大阪府の2588件、神奈川県の2196件となっている。
地元の農林水産物などを使った返礼品は約400種類あり、最も人気が高かった旅行クーポンは、全体の約40%を占めた。次いで梅関連商品の約25%。町内の水や食料を備蓄食として使用した防災セットも人気があった。
寄付者が6種類から選べる寄付金を使う事業で、最も多かったのは、指定なし(町長におまかせ)の2億535万6千円(1万869件)。次いで地域振興7857万円(3864件)、観光・商工・農林水産業等の振興6309万1千円(1983件)、教育・文化およびスポーツの振興6217万3千円(2872件)、環境保全等4785万1千円(2271件)、福祉の充実3610万6千円(1963件)だった。
寄付金は21年度、子ども医療支援(1684万円)、道路維持補修(1千万円)、障害者相談支援(540万5千円)、海水浴場運営(519万円)、生活応援商品券配布(500万円)などの事業に活用した。
22年度のふるさと納税は23日現在、6530万7千円(3819件)で、前年度同時期と比べて約30%増と、過去最高を更新するペース。
ふるさと納税を担当する町総務課企画政策係の鳴尾豪主任(40)は「ふるさと納税は、町財政にとって大変ありがたいし、返礼品の事業者にも喜んでもらっている。(金額は)まだまだ伸びると思うので、10億円を目指して頑張っていきたい」と話した。
町によると、これまでの最高額は17年度の3億2060万5043円。件数の最多は20年度の1万4350件だった。
寄付は仲介サイトなどを通じて全国47都道府県からあり、最も多かったのは東京都の5733件、次いで大阪府の2588件、神奈川県の2196件となっている。
地元の農林水産物などを使った返礼品は約400種類あり、最も人気が高かった旅行クーポンは、全体の約40%を占めた。次いで梅関連商品の約25%。町内の水や食料を備蓄食として使用した防災セットも人気があった。
寄付者が6種類から選べる寄付金を使う事業で、最も多かったのは、指定なし(町長におまかせ)の2億535万6千円(1万869件)。次いで地域振興7857万円(3864件)、観光・商工・農林水産業等の振興6309万1千円(1983件)、教育・文化およびスポーツの振興6217万3千円(2872件)、環境保全等4785万1千円(2271件)、福祉の充実3610万6千円(1963件)だった。
寄付金は21年度、子ども医療支援(1684万円)、道路維持補修(1千万円)、障害者相談支援(540万5千円)、海水浴場運営(519万円)、生活応援商品券配布(500万円)などの事業に活用した。
22年度のふるさと納税は23日現在、6530万7千円(3819件)で、前年度同時期と比べて約30%増と、過去最高を更新するペース。
ふるさと納税を担当する町総務課企画政策係の鳴尾豪主任(40)は「ふるさと納税は、町財政にとって大変ありがたいし、返礼品の事業者にも喜んでもらっている。(金額は)まだまだ伸びると思うので、10億円を目指して頑張っていきたい」と話した。