和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

弦楽四重奏で魅了 白浜の川久ミュージアムで演奏会

美しいハーモニーを奏でるレスイズモア(和歌山県白浜町で)
美しいハーモニーを奏でるレスイズモア(和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のホテル川久にある私設美術館「川久ミュージアム」で18日、東京芸術大学出身者で構成する弦楽四重奏団「LESS IS MORE(レスイズモア)」のコンサートがあった。バイオリン、ビオラ、チェロのハーモニーが約60人の聴衆を魅了した。

 同館で開催中の展覧会「川久アートエキシビション2022」の特別公演として開催された。展覧会に出品しているアーティスト長嶺慶治郎さんが、レスイズモアの曲を展示会場で使わせてほしいと依頼したことがきっかけで、コンサートが実現した。

 この日、レスイズモアは「クマグス」「シーサイド・ミュゼット」「ワブカ」など、紀伊半島にゆかりの深い曲をアンコールを含め10曲演奏した。

 レスイズモアは2019年にも田辺市内の小学校などで演奏を披露した。同市出身の作曲家、多田泰教さん(63)が音楽をプロデュースしている。