釣果良好、アユが舞う 古座川で友釣り解禁
和歌山県古座川町佐田の七川ダムより下流の古座川本流や支流で1日、アユの友釣りが解禁された。待ちわびた太公望たちが朝早くから訪れ、中には次々と釣れる「入れ掛かり」の状態との声も聞かれ、それぞれが解禁日を楽しんだ。
友釣りは、縄張りを持つアユの習性を利用した釣りで、9~10メートルほどもある長いさおを使い、掛け針を付けたオトリのアユを泳がせて縄張りに侵入させ、追い払いに来たアユを引っかける。
古座川漁協では今季の解禁に向け海産稚アユなど2トン余りを放流。遡上(そじょう)も、少なかった昨年よりは多いという。
この日は早朝から、河川のあちらこちらで釣り人がさおを出す姿が見られた。同町大川で釣っていた兵庫県西宮市の永島昭二郎さん(79)は前日から来て午前6時ごろから釣り始め、8時半ごろまでの釣果は15~21センチほどのサイズが25匹。永島さんは「野性味のある天然遡上のアユが釣れるのが古座川の魅力。入れ掛かり状態で、近年にないぐらいの良い解禁日。50匹を目標に頑張りたい」と笑顔を見せた。
漁協の大屋敏治組合長(65)は「去年の解禁日よりも釣り客は多く、釣果もおおむね良好なようだ。これから真夏に向けて水温も高くなっていくので釣果が期待できるのではないか」と話していた。
漁期は12月末まで。同町の七川漁協が管理している七川ダムより上流の本流や支流では4日に解禁する。
友釣りは、縄張りを持つアユの習性を利用した釣りで、9~10メートルほどもある長いさおを使い、掛け針を付けたオトリのアユを泳がせて縄張りに侵入させ、追い払いに来たアユを引っかける。
古座川漁協では今季の解禁に向け海産稚アユなど2トン余りを放流。遡上(そじょう)も、少なかった昨年よりは多いという。
この日は早朝から、河川のあちらこちらで釣り人がさおを出す姿が見られた。同町大川で釣っていた兵庫県西宮市の永島昭二郎さん(79)は前日から来て午前6時ごろから釣り始め、8時半ごろまでの釣果は15~21センチほどのサイズが25匹。永島さんは「野性味のある天然遡上のアユが釣れるのが古座川の魅力。入れ掛かり状態で、近年にないぐらいの良い解禁日。50匹を目標に頑張りたい」と笑顔を見せた。
漁協の大屋敏治組合長(65)は「去年の解禁日よりも釣り客は多く、釣果もおおむね良好なようだ。これから真夏に向けて水温も高くなっていくので釣果が期待できるのではないか」と話していた。
漁期は12月末まで。同町の七川漁協が管理している七川ダムより上流の本流や支流では4日に解禁する。