公衆浴場23日新装オープン 田辺市本宮町の湯の峰温泉
和歌山県田辺市本宮町、湯の峰温泉にある公衆浴場が23日、新装オープンする。老朽化のため、管理運営する四村川財産区(事務局・市本宮行政局総務課)が3年間かけて建て替えに取り組んでいた。「湯の峰温泉は歴史ある温泉。新しくなった浴場で、コロナ禍で疲れた体や心を癒やしてほしい」と話している。
公衆浴場は、熊野詣での湯垢離(ゆごり)場として世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている「つぼ湯」の近くにある。
旧施設は1970年の建築で老朽化が進んでいたため、2019年度に建て替えに着手。20年8月から休業していた。
新しい公衆浴場は鉄筋コンクリート造り(一部木造)の平屋で、延べ床面積249平方メートル。バリアフリーに対応しているほか、紀州材を活用し、木のぬくもりが感じられる施設となっている。
旧施設と同様に、源泉を加水して冷ました「一般湯」、源泉そのままの「くすり湯」、30分間貸し切りの「家族湯」を備えている。
総事業費は約2億円。22日には真砂充敏市長らが出席し、オープニング式典を行う。
今後は隣にある2階建ての売店・食堂棟も改修し、2階部分を温泉客の休憩所として利用できるようにする。
営業時間は午前6時~午後9時(受け付けは午後8時半まで)。年2回のメンテナンス日を除き、無休。入浴料は一般湯が400円、くすり湯が600円。いずれも12歳未満は半額。回数券(12回分)もある。
公衆浴場は、熊野詣での湯垢離(ゆごり)場として世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されている「つぼ湯」の近くにある。
旧施設は1970年の建築で老朽化が進んでいたため、2019年度に建て替えに着手。20年8月から休業していた。
新しい公衆浴場は鉄筋コンクリート造り(一部木造)の平屋で、延べ床面積249平方メートル。バリアフリーに対応しているほか、紀州材を活用し、木のぬくもりが感じられる施設となっている。
旧施設と同様に、源泉を加水して冷ました「一般湯」、源泉そのままの「くすり湯」、30分間貸し切りの「家族湯」を備えている。
総事業費は約2億円。22日には真砂充敏市長らが出席し、オープニング式典を行う。
今後は隣にある2階建ての売店・食堂棟も改修し、2階部分を温泉客の休憩所として利用できるようにする。
営業時間は午前6時~午後9時(受け付けは午後8時半まで)。年2回のメンテナンス日を除き、無休。入浴料は一般湯が400円、くすり湯が600円。いずれも12歳未満は半額。回数券(12回分)もある。