和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2022年07月01日(金)

【詳報】入院待機者1663人に 和歌山県、24日は257人感染発表

和歌山県庁
和歌山県庁
 和歌山県は24日、県内で新たに257人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。直近1週間の人口10万人当たり感染者数は過去最多の更新が続き、初めて200人を超えて201・4人となった。入院待機者は前日より210人増えて1663人となった。


 新規感染者の保健所管内別の内訳は和歌山市136人、岩出37人、田辺23人、橋本19人、湯浅13人、海南12人、御坊11人、新宮6人。

 直近1週間の人口10万人当たり感染者数は和歌山市322・6人、岩出172・0人、橋本162・2人、湯浅157・2人、田辺97・1人、御坊94・7人、海南94・5人、新宮51・3人で、新宮以外は過去最多を更新した。入院者は489人で、病床使用率は77・0%。

 新たなクラスターは3件。紀の川市桃山町最上の特別養護老人ホーム「ヴィラももの里」では職員3人と利用者2人の計5人、同市中井阪の製造業「はまだ」では従業員7人、日高川町小熊の町立かわべ保育所では園児4人と職員3人の計7人の感染がそれぞれ分かった。

 県福祉保健部の野尻孝子技監は「救急受診が増えていて、息苦しい、熱が続く、喉が非常に痛くて水分が取れず脱水になるという人が、体力のある20代にも出ている」といい、改めて注意を呼び掛けた。

■「現時点では要請しない」 知事、まん延防止措置で

 仁坂吉伸知事は24日の定例記者会見で、まん延防止等重点措置の政府への要請について「理由があったらちゅうちょなくやるが、現時点では要請しない」と述べた。

 現状では県内の繁華街の来店客は少なくなっているといい「(措置をしても)効くかどうか。(一部対象者に)お金をばらまくだけになれば不公平になる」と、要請に慎重な考えを示した。一方で、大阪で飲食店の営業時間短縮が実施されることで「大阪から(県内の飲食店に)大挙してやって来るような事態が観測されたら、ちゅうちょなく止めないといけない」ともいい、今後の状況によっては要請を検討したいとした。

■職員の感染判明/西牟婁3町で5人

 西牟婁郡の3町は、それぞれの職員の新型コロナウイルス感染が分かったと発表した。

 すさみ町では、総務課の女性と産業振興課の男性、建設課の男性の感染が分かった。24日は役場本庁舎の窓口業務を停止。職員の約50人が検査を受けた。25日も一部で停止を続けるという。

 白浜町では、民生課の男性が感染した。濃厚接触者として21日に検査を受け、22日に陽性と分かった。

 上富田町では、本庁舎勤務の職員1人が感染した。20日に検査し、21日に陽性が分かった。仕事は19日から休んでいたという。町は「所属や性別、年代は公表しない」としている。