書評バトルで3年連続チャンプ 和歌山県大会で清野君
お薦めの本の魅力を発表し、聴衆に読みたいと思ってもらえるかどうかを競う書評合戦「ビブリオバトル」の和歌山県大会が26日、「中高生読書まつり」として和歌山市の県立図書館であった。地域大会を勝ち抜くなどした中高生25人が参加し、高校生の部では、串本古座1年の清野健太郎君(16)が紹介した本が「チャンプ本」に選ばれた。清野君は中学時代から3年連続の選出。来年1月に開かれる全国大会に出場する。
県教育委員会が主催し、今年で7回目。「バトラー」と呼ばれる発表者は5分の持ち時間で本の魅力をアピールし、発表後に150人の観戦者(オーディエンス)ら参加者全員でその発表についてディスカッション(討論)。最後に全員で投票して、最多票を集めたものを「チャンプ本」に決めた。
高校生の部は8人が参加。清野君は「ウケる技術」(小林昌平、山本周嗣、水野敬也)という本を紹介。人とコミュニケーションを取る際に、どうすれば円滑なやりとりができるかという方法などが紹介された本で、清野君は「本で学んだ技術も活用して発表したが、かなりウケた。今回も県大会でチャンプ本という結果を頂きとてもうれしい」と喜んだ。
第8回全国高校ビブリオバトル決勝大会は来年1月23日、東京都新宿区の早稲田大学で開催される予定。清野君は「2年連続してコロナ禍で全国大会(出場の機会)を逃してしまっているので、今年こそは2年分の気持ちも含め、自分が面白いと思った本を全国の人に紹介したいという気持ちでいっぱい」と意気込んでいる。
17人が参加した中学生の部は、かつらぎ町笠田中3年の松下幸太郎君の「逆ソクラテス」(伊坂幸太郎)がチャンプ本に選ばれた。全国大会は来年3月の予定という。
■西野さん(潮岬中2年)優秀賞 POPコンクール
また、好きな本の宣伝文をまとめた「ポップ」というカードの出来栄えを競う「POP(ポップ)コンクール」では、紀南地方から、串本町潮岬中2年の西野菜穂さんが「僕は上手にしゃべれない」(椎野直弥)を紹介した作品が、中学生の部の優秀賞に選ばれた。
応募総数は中学生241点、高校生300点の計541点。紀南地方で佳作に選ばれたのは次の皆さん。
【中学生の部】加藤千暖(田辺中)、濵口優希乃(潮岬中)、藤野遥(串本中)、平原香苗(潮岬中)
【高校生の部】楠本すみれ(田辺高)
県教育委員会が主催し、今年で7回目。「バトラー」と呼ばれる発表者は5分の持ち時間で本の魅力をアピールし、発表後に150人の観戦者(オーディエンス)ら参加者全員でその発表についてディスカッション(討論)。最後に全員で投票して、最多票を集めたものを「チャンプ本」に決めた。
高校生の部は8人が参加。清野君は「ウケる技術」(小林昌平、山本周嗣、水野敬也)という本を紹介。人とコミュニケーションを取る際に、どうすれば円滑なやりとりができるかという方法などが紹介された本で、清野君は「本で学んだ技術も活用して発表したが、かなりウケた。今回も県大会でチャンプ本という結果を頂きとてもうれしい」と喜んだ。
第8回全国高校ビブリオバトル決勝大会は来年1月23日、東京都新宿区の早稲田大学で開催される予定。清野君は「2年連続してコロナ禍で全国大会(出場の機会)を逃してしまっているので、今年こそは2年分の気持ちも含め、自分が面白いと思った本を全国の人に紹介したいという気持ちでいっぱい」と意気込んでいる。
17人が参加した中学生の部は、かつらぎ町笠田中3年の松下幸太郎君の「逆ソクラテス」(伊坂幸太郎)がチャンプ本に選ばれた。全国大会は来年3月の予定という。
■西野さん(潮岬中2年)優秀賞 POPコンクール
また、好きな本の宣伝文をまとめた「ポップ」というカードの出来栄えを競う「POP(ポップ)コンクール」では、紀南地方から、串本町潮岬中2年の西野菜穂さんが「僕は上手にしゃべれない」(椎野直弥)を紹介した作品が、中学生の部の優秀賞に選ばれた。
応募総数は中学生241点、高校生300点の計541点。紀南地方で佳作に選ばれたのは次の皆さん。
【中学生の部】加藤千暖(田辺中)、濵口優希乃(潮岬中)、藤野遥(串本中)、平原香苗(潮岬中)
【高校生の部】楠本すみれ(田辺高)