和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

海中もクリスマスムード 和歌山・白浜沖の沈船にツリー

ツリーの前で記念写真を撮るダイバー(和歌山県白浜町沖で)=ミスオーシャン提供
ツリーの前で記念写真を撮るダイバー(和歌山県白浜町沖で)=ミスオーシャン提供
 和歌山県白浜町のダイビングサービス「ミスオーシャン」は、同町沖のダイビングスポット「沈船」に、クリスマスツリー(高さ約3メートル)を設置した。京阪神方面から来たダイビング客らが、写真を撮って楽しんでいる。26日まで設置している。

 沈船は、名勝・円月島の南約400メートルの水深18メートルにある廃船(全長28メートル)で、白浜を代表するダイビングスポット。

 ミスオーシャンの担当者によると、冬は一年で最も海中の透明度が高い。ツリー設置は10年以上続く恒例行事で、これを目当てに訪れるダイビング客も多いという。「ワクチン接種も進み、少しずつ客足は戻ってきてはいるが、まだまだ。早くコロナ禍が収束し、観光客が戻ってくるといい」と話していた。