【動画】3年ぶりの都大路 田辺工業、チーム一丸こつこつ練習 26日、全国高校駅伝に出場
田辺工業高校陸上競技部が、26日に京都市で開かれる全国高校駅伝競走大会に出場する。3年ぶり2回目。2018年の全国27位を超える「25位以内」を目標にして、チームが一つになっている。
田辺工業は11月に日高川町で開かれた県高校駅伝男子の部(7区間、42・195キロ)で、2時間8分52秒を記録して優勝した。
全国大会は、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園)を発着点に、都大路がコースの7区間、42・195キロで競う。
田辺工業のメンバーは3年生8人、2年生1人の計9人。3年生の多くは3年前、全国大会に出場した田辺工業の活躍を見て「自分たちも全国で走りたい」と入部した。昨年と一昨年は県3位で全国大会に出場できなかったが、こつこつと真面目に練習に取り組んだ。
駅伝の練習では必ず、選手一人一人が「田辺工」と書かれた灰色のたすきを掛ける。たすきを体の一部としてなじませると同時に「いろんな人の思いをつなぐ」という気持ちを忘れないようにするためという。
スピード強化
陸上競技部の顧問に就任して1年目の杢健寛監督(26)が力を入れているのは、スピードの強化。杢監督は元短距離走の選手で、100メートルの自己ベストは大学の時の10秒78という。
走る時に地面からの反発を利用すればスピードが上がるといい、杢監督は短距離走の練習をメニューに取り入れた。選手たちは小さいハードルを使うなどして、地面からの反発をもらいやすい動きづくりに取り組んでいる。
その成果もあって、選手の多くは3年生になって5000メートルの自己ベスト記録を30秒ほど更新した。県高校駅伝では強気の走りで全国の切符をつかんだ。
杢監督は「全国大会に出場することができたのは、多くの方の支えがあったから。どんな時も変わらずに応援してくださる皆さんの思いを背負い、勝負してきたい」と、意気込みを話している。
■駅伝登録メンバー
~感謝を込めて走ります~
田辺工業の駅伝登録メンバー9人に大会への意気込みを聞いた(敬称略)。
(1)学年(2)出身中学校(3)5000メートル自己記録(いつ、どの大会で記録したか)
塩路 悠耀(1)3年(2)新庄(3)14分45秒(11月13日、京都陸競記録会)▽自分たちの目標である25位以内を目指して頑張る。個人の目標としても県での記録を超えていく。
大家 利公(1)3年(2)大成(3)15分34秒(11月13日、京都陸競記録会)▽いつも変わらず応援してくださっているたくさんの方々の思いをたすきに込めて、自分たちらしい走りをしていく。
寺井 京(1)3年(2)衣笠(3)14分41秒73(8月29日、近畿陸上競技選手権)▽チームで25位以内に向けて、自分の区間で流れを作れるような走りをしたい。ここまで来るにあたって、たくさんの方の支えがあったので、感謝の気持ちを持って全国の舞台を走りたい。
安部 広大(1)3年(2)大成(3)14分57秒93(10月9日、ナイタートライアルin屋島)▽先輩方の27位という順位を超え、和歌山県の代表として誇れる走りをしていく。今まで応援をしていただいた方々の思いを背負って最後まで諦めない走りをしていく。
岡本 桐弥(1)3年(2)龍神(3)16分19秒(12月4日、和歌山陸協記録会)▽走るメンバーとして本番に挑む。目標タイムで走るために自分を追い込んでいく。レースを楽しみたいと思う。
有本 輝(1)3年(2)衣笠(3)15分22秒51(6月6日、県高校総体)▽チームの目標である全国で25位以内を達成するために、元気良さと粘りの走りをしてチームに貢献できるようにしていく。
岩本 侑羽(1)3年(2)衣笠(3)16分4秒(12月4日、和歌山陸協記録会)▽1年生の時から全国高校駅伝出場を目指してきた。これまで自分たちがやってきたことを思い出して、楽しんで挑んでいきたい。
下村 太一(1)3年(2)龍神(3)なし▽みんなの力になれるように応援したい。もう二度とない経験なので、悔いのないようにしたい。
高垣 幸弥(1)2年(2)上秋津(3)16分49秒(2020年8月23日、県高校ユース)▽選手に選ばれるように、けがなくしっかり走れるようにしたい。
田辺工業は11月に日高川町で開かれた県高校駅伝男子の部(7区間、42・195キロ)で、2時間8分52秒を記録して優勝した。
全国大会は、たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園)を発着点に、都大路がコースの7区間、42・195キロで競う。
田辺工業のメンバーは3年生8人、2年生1人の計9人。3年生の多くは3年前、全国大会に出場した田辺工業の活躍を見て「自分たちも全国で走りたい」と入部した。昨年と一昨年は県3位で全国大会に出場できなかったが、こつこつと真面目に練習に取り組んだ。
駅伝の練習では必ず、選手一人一人が「田辺工」と書かれた灰色のたすきを掛ける。たすきを体の一部としてなじませると同時に「いろんな人の思いをつなぐ」という気持ちを忘れないようにするためという。
スピード強化
陸上競技部の顧問に就任して1年目の杢健寛監督(26)が力を入れているのは、スピードの強化。杢監督は元短距離走の選手で、100メートルの自己ベストは大学の時の10秒78という。
走る時に地面からの反発を利用すればスピードが上がるといい、杢監督は短距離走の練習をメニューに取り入れた。選手たちは小さいハードルを使うなどして、地面からの反発をもらいやすい動きづくりに取り組んでいる。
その成果もあって、選手の多くは3年生になって5000メートルの自己ベスト記録を30秒ほど更新した。県高校駅伝では強気の走りで全国の切符をつかんだ。
杢監督は「全国大会に出場することができたのは、多くの方の支えがあったから。どんな時も変わらずに応援してくださる皆さんの思いを背負い、勝負してきたい」と、意気込みを話している。
■駅伝登録メンバー
~感謝を込めて走ります~
田辺工業の駅伝登録メンバー9人に大会への意気込みを聞いた(敬称略)。
(1)学年(2)出身中学校(3)5000メートル自己記録(いつ、どの大会で記録したか)
塩路 悠耀(1)3年(2)新庄(3)14分45秒(11月13日、京都陸競記録会)▽自分たちの目標である25位以内を目指して頑張る。個人の目標としても県での記録を超えていく。
大家 利公(1)3年(2)大成(3)15分34秒(11月13日、京都陸競記録会)▽いつも変わらず応援してくださっているたくさんの方々の思いをたすきに込めて、自分たちらしい走りをしていく。
寺井 京(1)3年(2)衣笠(3)14分41秒73(8月29日、近畿陸上競技選手権)▽チームで25位以内に向けて、自分の区間で流れを作れるような走りをしたい。ここまで来るにあたって、たくさんの方の支えがあったので、感謝の気持ちを持って全国の舞台を走りたい。
安部 広大(1)3年(2)大成(3)14分57秒93(10月9日、ナイタートライアルin屋島)▽先輩方の27位という順位を超え、和歌山県の代表として誇れる走りをしていく。今まで応援をしていただいた方々の思いを背負って最後まで諦めない走りをしていく。
岡本 桐弥(1)3年(2)龍神(3)16分19秒(12月4日、和歌山陸協記録会)▽走るメンバーとして本番に挑む。目標タイムで走るために自分を追い込んでいく。レースを楽しみたいと思う。
有本 輝(1)3年(2)衣笠(3)15分22秒51(6月6日、県高校総体)▽チームの目標である全国で25位以内を達成するために、元気良さと粘りの走りをしてチームに貢献できるようにしていく。
岩本 侑羽(1)3年(2)衣笠(3)16分4秒(12月4日、和歌山陸協記録会)▽1年生の時から全国高校駅伝出場を目指してきた。これまで自分たちがやってきたことを思い出して、楽しんで挑んでいきたい。
下村 太一(1)3年(2)龍神(3)なし▽みんなの力になれるように応援したい。もう二度とない経験なので、悔いのないようにしたい。
高垣 幸弥(1)2年(2)上秋津(3)16分49秒(2020年8月23日、県高校ユース)▽選手に選ばれるように、けがなくしっかり走れるようにしたい。