田辺市の新庁舎が起工 開庁は24年度を予定
和歌山県田辺市が整備を進めている新庁舎の起工式が4日、同市東山1丁目の建設予定地であった。真砂充敏市長や工事関係者ら約50人が出席。神事を行い、工事の安全を祈った。工期は2024年3月末までで、24年度の開庁を予定している。
現在の本庁舎(新屋敷町)と市民総合センター(高雄1丁目)はいずれも築約50年が経過して老朽化している上、南海トラフ巨大地震の津波浸水想定域にある。
新庁舎は、総合スーパー「オークワオーシティ田辺店」と「紀伊田辺シティプラザホテル」の跡地に建設。鉄筋コンクリート造り地上6階建て、延べ床面積約1万7千平方メートルで、現在は分散している教育委員会や保健センター、水道部も集約する。
外観には5本一組の木格子を配置し、5市町村が合併したことと、世界遺産「熊野古道」の林立する木々を表現。紀州材を活用し、木のぬくもりが感じられる庁舎とする。1階には駐車場と多目的ホール、2階には保健センター、3階には市民窓口フロアを設け、6階には議場が入る。
既存建物(7階建て)の解体工事は、まずは1期工事として2月から、3階以上の部分で実施してきた。新築工事は、解体2期工事と合わせて着工。新築工事が本格化するのは、来年6月以降の予定。
工事を請け負うのは、建築本体が「田中・東宝・山幸特定建設工事共同企業体(JV)」、電気設備が「第一テック・光明・岩本JV」、機械設備が「一工・山本・第一JV」。起工式は施工業者が主催した。
真砂市長は「起工式を迎えることができ、喜びもひとしお。市民の皆さまの心のよりどころとなり、皆さまが集い、親しまれる庁舎にしたい」とあいさつした。
新庁舎整備の現時点での概算事業費は115億9千万円(周辺道路の整備費やオークワ負担分など含む)。
現在の本庁舎(新屋敷町)と市民総合センター(高雄1丁目)はいずれも築約50年が経過して老朽化している上、南海トラフ巨大地震の津波浸水想定域にある。
新庁舎は、総合スーパー「オークワオーシティ田辺店」と「紀伊田辺シティプラザホテル」の跡地に建設。鉄筋コンクリート造り地上6階建て、延べ床面積約1万7千平方メートルで、現在は分散している教育委員会や保健センター、水道部も集約する。
外観には5本一組の木格子を配置し、5市町村が合併したことと、世界遺産「熊野古道」の林立する木々を表現。紀州材を活用し、木のぬくもりが感じられる庁舎とする。1階には駐車場と多目的ホール、2階には保健センター、3階には市民窓口フロアを設け、6階には議場が入る。
既存建物(7階建て)の解体工事は、まずは1期工事として2月から、3階以上の部分で実施してきた。新築工事は、解体2期工事と合わせて着工。新築工事が本格化するのは、来年6月以降の予定。
工事を請け負うのは、建築本体が「田中・東宝・山幸特定建設工事共同企業体(JV)」、電気設備が「第一テック・光明・岩本JV」、機械設備が「一工・山本・第一JV」。起工式は施工業者が主催した。
真砂市長は「起工式を迎えることができ、喜びもひとしお。市民の皆さまの心のよりどころとなり、皆さまが集い、親しまれる庁舎にしたい」とあいさつした。
新庁舎整備の現時点での概算事業費は115億9千万円(周辺道路の整備費やオークワ負担分など含む)。