山の恵みに感謝 古座川町、火焚き祭りで健康願う
和歌山県古座川町宇津木の矢倉神社で6、7の両日、山の恵みに感謝して無病息災を願う「火焚(た)き祭り」が営まれ、地域住民が山で伐採したシイやカシなどの雑木を境内に積んで燃やした。
27世帯82人が暮らすという宇津木区の祭り。矢倉神社は祭壇のみがある無社殿神社で、毎年この日にこの祭りを営んでいる。
宵宮の6日は、住民が境内に集まって午後6時ごろから10時半ごろまで火を焚き、祭壇に参拝したり、炎を見守ったりした。7日の本宮にも午前8時ごろから火を焚いて「シトギ」と呼ばれる餅を焼いて参拝者に食べてもらい、無病息災を祈った。本宮の7日には、山に入ることが禁止されているという。
瀧本守区長(72)は「この火に当たると1年間風邪をひかないと言われており、コロナ禍からも住民を守ってほしい。先祖が守ってきた祭りをわれわれが受け継ぎ、次の世代へもバトンタッチしていけるよう頑張りたい」と話していた。
27世帯82人が暮らすという宇津木区の祭り。矢倉神社は祭壇のみがある無社殿神社で、毎年この日にこの祭りを営んでいる。
宵宮の6日は、住民が境内に集まって午後6時ごろから10時半ごろまで火を焚き、祭壇に参拝したり、炎を見守ったりした。7日の本宮にも午前8時ごろから火を焚いて「シトギ」と呼ばれる餅を焼いて参拝者に食べてもらい、無病息災を祈った。本宮の7日には、山に入ることが禁止されているという。
瀧本守区長(72)は「この火に当たると1年間風邪をひかないと言われており、コロナ禍からも住民を守ってほしい。先祖が守ってきた祭りをわれわれが受け継ぎ、次の世代へもバトンタッチしていけるよう頑張りたい」と話していた。