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2024年11月23日(土)

【動画】目指せ頂点 全国高校サッカー和歌山大会(3)/田辺 層の厚さで上位狙う

田辺高校メンバー
田辺高校メンバー
田辺高校メンバー表
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 選手は3年生4人、2年生19人、1年生13人の計36人。コロナ禍で対外試合ができない時でも、紅白戦で実戦感覚を養うことができた。中山監督は「誰が試合に出ても遜色ない。良いコンディションの選手が力を発揮してほしい」と話し、上位進出を狙う。

 攻守の要はMF花光。技術が高く、自分で点も取れてチームを活気づける。

 攻撃ではスピードがあるFW玉置、フィジカルが強く守備でも貢献できるFW高畑をはじめ、FW藤原、MF宮地、FW山本ら駒がそろう。

 守備では堅実なプレーができるGK高垣や、DFの十河と村上、MF高石、前主将のMF坂本が頼りになる。両サイドバックの植田と高橋は攻撃参加も期待できる。

 公式戦の県ジャンプリーグは1部で踏ん張っている。格上のチームと対戦することが多く、守備を固めてカウンターで点を取りにいく。9月4日の和歌山工業戦では攻撃陣が機能して、4―3で接戦を制した。

 和歌山大会では1回戦で和歌山高専と対戦し、勝てば2回戦で開智、さらに勝てば3回戦でシードの日高と対戦する。日高には今夏の県総体3回戦、1―4で敗れた。夏以降もチームに残った3年生は「夏の悔しさを晴らしたい」と、雪辱に燃えている。

 空手やラグビーなどさまざまな競技を経験し、サッカーは高校3年の冬までと決めている十河は「夏の総体はふがいなかった。小学校から続けてきたサッカーを、いい形で終わらせたい」と健闘を誓う。

 主将の高石は「個々のスキルが高いので、それがマッチした時に良くなる。日高に勝ってベスト8以上に進みたい」と話している。

HPに紹介動画


 第100回全国高校サッカー選手権和歌山大会に出場する田辺・西牟婁のチームを紹介する動画を、紀伊民報ホームページAGARA(アガラ)の「YELL(エール)!!~レンズの向こうの選手たち」で公開しています。携帯電話やスマートフォンからQRコードを読み取るとサイトにアクセスできます。