和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月25日(月)

本年産梅干しを京都・賀茂神社へ奉納 紀州梅の会

下鴨神社に梅干しのたるを奉納する紀州梅の会梅干部会の濱田洋部会長(右)=京都市で
下鴨神社に梅干しのたるを奉納する紀州梅の会梅干部会の濱田洋部会長(右)=京都市で
 和歌山県の紀州梅の会(会長=真砂充敏田辺市長)は10日、京都市の下鴨神社と上賀茂神社に、今年収穫した梅で漬けた新しい梅干しを奉納し、新型コロナ感染症の収束や紀州の梅干し産業の発展を祈願した。

 記念日の「梅の日」(6月6日)が、京都・賀茂神社(下鴨神社と上賀茂神社の総称)の故事にちなんで制定されたことから、梅の日制定の2006年から毎年、梅の日に収穫したばかりの青梅を、秋にはその年にできた新梅干しを奉納している。

 この日は、同会梅干部会の濱田洋部会長はじめ関係者6人が両神社を訪れ、それぞれに紀州南高梅の新梅干し4キロを奉納したほか、梅干し製品50箱(1箱400グラム)や個包装の梅干し300個を渡した。