みこの舞2年ぶり奉納 みなべの須賀神社
和歌山県みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)で9日、秋祭りの神前神事が営まれた。新型コロナウイルス感染防止のため、駆け馬やお渡り、獅子舞奉納を取りやめるなど規模を縮小したが、みこの舞は2年ぶりに奉納した。
県無形民俗文化財に登録されている祭りだが、新型コロナにより昨年に続いて規模を縮小した。
この日は神社の責任役員や地区の総代、各区長、やぶさめ会の代表など二十数人が参列。前芝宮司がおはらいをした後、地元の中学3年生、寺本葵さん(14)が浦安の舞を奉納した。みこを務めるのは2年前に続き2回目。今年は人数の制限により1人だけだったが、厳かな雰囲気の中、優美に舞った。
続いて、前芝宮司が祝詞を上げ、参列者が順番に玉串をささげて豊作や地域の発展、新型コロナの早期終息を祈った。昨年に続き各地区の代表には、地域のお守りにと特別御幣が授けられた。
前芝宮司は「今年も寂しい祭りとなったが、みこの舞は2年ぶりに奉納することができた。心を込めて舞ってくれた」、硲恭弘責任役員会長(76)は「2年続いての自粛で忘れ去られるのではないかと心配する。社殿が新しくなる来年は盛大にできることに期待したい」。来賓の小谷芳正町長も「2年続いて大々的にできないのが残念。来年は盛大にできるのを祈念したい」と話していた。
県無形民俗文化財に登録されている祭りだが、新型コロナにより昨年に続いて規模を縮小した。
この日は神社の責任役員や地区の総代、各区長、やぶさめ会の代表など二十数人が参列。前芝宮司がおはらいをした後、地元の中学3年生、寺本葵さん(14)が浦安の舞を奉納した。みこを務めるのは2年前に続き2回目。今年は人数の制限により1人だけだったが、厳かな雰囲気の中、優美に舞った。
続いて、前芝宮司が祝詞を上げ、参列者が順番に玉串をささげて豊作や地域の発展、新型コロナの早期終息を祈った。昨年に続き各地区の代表には、地域のお守りにと特別御幣が授けられた。
前芝宮司は「今年も寂しい祭りとなったが、みこの舞は2年ぶりに奉納することができた。心を込めて舞ってくれた」、硲恭弘責任役員会長(76)は「2年続いての自粛で忘れ去られるのではないかと心配する。社殿が新しくなる来年は盛大にできることに期待したい」。来賓の小谷芳正町長も「2年続いて大々的にできないのが残念。来年は盛大にできるのを祈念したい」と話していた。