外出自粛要請解除へ 和歌山県「感染対策は継続を」
仁坂吉伸和歌山県知事は29日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために県民に要請していた「不要不急の外出自粛」を解除すると発表した。ただ、基本的な対策などは引き続き求める。政府が緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を期限の30日で全て解除すると決めたのを受けた。10月1日から適用する。
「第5波」が拡大したことから、県は8月中旬から、県民に「不要不急の外出自粛」を要請。これを10月から「安全な生活・安全な外出」の要請に切り替える。仁坂知事は定例記者会見で「あまりにも感染者が多く、保健医療行政と病院だけでは、対応できかねると予想したので、お願いしていた。県民に犠牲を強いてきたが、戻すことができて良かった」とした。
10月から県外へ外出する場合は、基本的な感染予防対策を徹底した上で、行き先の自治体の要請に沿った行動をすることなどを呼び掛ける。
ワクチン接種については、早めの予約を促した上で「(2回接種後も感染する)ブレークスルー感染はある。接種したからといって、もう大丈夫と思わず、マスク着用、密を避ける、手洗いするなどの対策はしてほしい」とした。
学校の部活動については、県内外の他校との練習試合や合同練習などを禁止していたが「住民に外出・移動の自粛などを要請している地域」などの学校とは引き続き禁止とし、それ以外は対策を十分に講じた上で可能とした。
仁坂知事は「第5波は終わったが、コロナが終わったわけではない。次の波は必ず来ると思う」とし、今のうちに体制を整備しておく必要性を強調した。
■旅行の自粛要請も解除 リフレッシュプランなど
観光関係については、宿泊施設に対し、県外からの新規予約の自粛を要請していたが、これを解除した。
県民に県内旅行の費用を最大半額補助する「リフレッシュプラン2nd」を利用しての新規予約や旅行の延期を求めていたが、これも解除した。
28日の県議会で予算案が可決された「リフレッシュプラン」第3弾の実施時期については「もう少し慎重に考えたい」とした。
「第5波」が拡大したことから、県は8月中旬から、県民に「不要不急の外出自粛」を要請。これを10月から「安全な生活・安全な外出」の要請に切り替える。仁坂知事は定例記者会見で「あまりにも感染者が多く、保健医療行政と病院だけでは、対応できかねると予想したので、お願いしていた。県民に犠牲を強いてきたが、戻すことができて良かった」とした。
10月から県外へ外出する場合は、基本的な感染予防対策を徹底した上で、行き先の自治体の要請に沿った行動をすることなどを呼び掛ける。
ワクチン接種については、早めの予約を促した上で「(2回接種後も感染する)ブレークスルー感染はある。接種したからといって、もう大丈夫と思わず、マスク着用、密を避ける、手洗いするなどの対策はしてほしい」とした。
学校の部活動については、県内外の他校との練習試合や合同練習などを禁止していたが「住民に外出・移動の自粛などを要請している地域」などの学校とは引き続き禁止とし、それ以外は対策を十分に講じた上で可能とした。
仁坂知事は「第5波は終わったが、コロナが終わったわけではない。次の波は必ず来ると思う」とし、今のうちに体制を整備しておく必要性を強調した。
■旅行の自粛要請も解除 リフレッシュプランなど
観光関係については、宿泊施設に対し、県外からの新規予約の自粛を要請していたが、これを解除した。
県民に県内旅行の費用を最大半額補助する「リフレッシュプラン2nd」を利用しての新規予約や旅行の延期を求めていたが、これも解除した。
28日の県議会で予算案が可決された「リフレッシュプラン」第3弾の実施時期については「もう少し慎重に考えたい」とした。