和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

新たに68人の感染を確認 1日、和歌山県発表

 和歌山県は1日、県内で新たに68人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 保健所管内別は和歌山市27人、岩出15人、田辺9人、湯浅6人、橋本4人、御坊3人、新宮2人、海南と県外が1人ずつ。このうち、和歌山市在住の20代女性は1月に続く再感染。再感染の確定者は2人目となった。

 クラスター(感染者集団)に認定されている白浜町の「白浜はまゆう病院」では、同院を退院し、帰宅していた80代女性の感染が新たに分かり、クラスターは7人となった。女性は酸素投与が必要な重症という。

 病院関係では入院患者、退院者、職員計567人の検査が終わり、陽性者7人を除く560人の陰性を確認した。残り退院者14人を検査する予定。

 県内入院者は466人、病床582床(うち臨時病床12床)の使用率は80・1%。いずれも減少傾向にあったが、8月31日に比べ、やや増加した。

 県が1日から、和歌山市のホテルで運用を開始した「宿泊療養」は、発症後7日間経過し、医師が認めた2人が利用している。