和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月20日(水)

マスク困難な人に理解を 和歌山県が意思表示カード

和歌山県が交付する意思表示カード(和歌山県提供)
和歌山県が交付する意思表示カード(和歌山県提供)
 和歌山県は、やむを得ない事情により、マスクの着用が困難な人を対象に「マスクをつけられません」と書かれた意思表示カードを交付する。各振興局などで受け付けている。無料。

 新型コロナウイルス感染予防のためマスクの着用が広く呼び掛けられているが、発達障害、感覚過敏、呼吸器機能障害、皮膚の病気といった事情でマスクの着用が困難な人がいる。県によると、そういった事情は外見では分かりづらいため、周囲から冷ややかな目で見られたり、心無い批判を受けたりすることがあるという。

 カードの交付はマスクの着用が困難であることを周囲に理解してもらうため。大きさは縦5・5センチ、横9センチの名刺サイズ。カードホルダーに入れるなどして身に着けておくことで、周囲に知らせることができる。カードには「マスクをつけられません。ご理解ください」と書かれており、県のPRキャラクター「きいちゃん」のイラストも描かれている。

 対象は県内在住者か、県内に通勤・通学している人。申し込み、交付場所は県障害福祉課、各振興局健康福祉部、東牟婁振興局健康福祉部串本支所。交付は1人1枚に限る。