和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月25日(土)

例年より早くホタル乱舞 串本、古座川町で見頃

谷川で乱舞するゲンジボタル(18日午後8時すぎ、和歌山県古座川町西川で)=露光時間約50秒
谷川で乱舞するゲンジボタル(18日午後8時すぎ、和歌山県古座川町西川で)=露光時間約50秒
潮騒の森で幻想的に光るヒメボタル(19日午後8時半ごろ、和歌山県串本町潮岬で)=露光時間約60秒
潮騒の森で幻想的に光るヒメボタル(19日午後8時半ごろ、和歌山県串本町潮岬で)=露光時間約60秒
 和歌山県古座川町西川の谷川で、ゲンジボタルが光を明滅させながら乱舞している。串本町潮岬の森の中では、短く光を点滅させて飛ぶヒメボタルが見頃。初夏を彩る”自然のイルミネーション”が、写真撮影などに訪れた人たちを楽しませている。


 ゲンジボタルの乱舞が見られるのは、古座川町西川の「下番」というバス停のすぐそばを流れる谷川沿い。近くに住む東英樹さん(57)によると、今年は10日ごろに初確認。「例年は5月下旬ごろから飛び始めるので、今年は特別早い。天候にもよるが、今月いっぱいは楽しめそう」と話す。

 18日は、午後7時半ごろから少しずつ飛び始めた。8時すぎにピークを迎え、ゆっくりと光りながら数十匹が撮影場所の周囲を舞った。

 今年初めての撮影という串本町の写真家、濵口恵美さんは「ゲンジボタルは風情があってとてもいい。今日は大当たり」と喜んだ。

 串本町潮岬にある「潮騒の森」では19日、午後7時半ごろからヒメボタルが森の中でパッ、パッ、パッと短い間隔で光を放ち始め、8時すぎになると、十数匹が遊歩道を飛び交った。

 今年からこの場所で撮影を始め、この日で3回目というすさみ町の女性(44)は「ヒメボタルは光り方がかわいらしいし、幻想的な写真を撮れるのが魅力。ちょっと気温が上がったタイミングで、もう1回ぐらい来たい」と話していた。