藤原秀衡ゆかりの桜満開 田辺市中辺路の古道沿い
和歌山県田辺市中辺路町野中で熊野古道を覆うように枝を広げている「秀衡桜(ひでひらざくら)」が、ほぼ満開になった。
秀衡桜は、平安末期の奥州の武将・藤原秀衡が妻と熊野詣でをした際、生まれた子の無事を願って、つえにしていた桜の木を地に突き刺し、それが成長したものと伝えられている。
「継桜王子」近くの熊野古道沿いにあり、4代目とされる木が2011年に幹内部の腐食で折れてしまったが、その根元付近から伸びていたものを5代目として住民らが大切にしている。
地元の女性(65)は「例年は4月中旬に咲くので、今年はとにかく早くてびっくり。もうしばらく楽しめそう」と話していた。
秀衡桜は、平安末期の奥州の武将・藤原秀衡が妻と熊野詣でをした際、生まれた子の無事を願って、つえにしていた桜の木を地に突き刺し、それが成長したものと伝えられている。
「継桜王子」近くの熊野古道沿いにあり、4代目とされる木が2011年に幹内部の腐食で折れてしまったが、その根元付近から伸びていたものを5代目として住民らが大切にしている。
地元の女性(65)は「例年は4月中旬に咲くので、今年はとにかく早くてびっくり。もうしばらく楽しめそう」と話していた。