八大龍王が観光スポット巡り 龍神で「易」の旅ガイドブック
和歌山県田辺市龍神村で活力と魅力あふれる里づくりを目指している「龍の里づくり委員会」は、占いの一種「易」と観光スポットを結び付けて紹介した「龍神村龍王易ツアーガイドブック」を作った。
観光庁の事業を活用して500部作った。龍神村にある64の観光名所を8コースに分け、八大龍王(難陀、跋難陀、娑伽羅、和脩吉、徳叉迦、阿那婆達多、摩那斯、青蓮華)が案内役となって巡る形で紹介している。
各コースとも、歴史や地元の興味ある話を交えながら、それぞれ八つの観光名所をカラー写真付きで掲載。巻頭には、易の歴史や陰陽の思想と易経などを解説し、易を知らない人でもすぐに使えるようにしている。
八大龍王の長、難陀龍王が案内するコースは、龍神温泉周辺にある観光スポットを取り上げた。空海が難陀龍王のお告げで開いたとされる温泉を中心に、木製つり橋の佐久間橋▽皆瀬神社▽道の駅「龍神」の施設内にある大黒柱▽温泉寺▽曼陀羅(まんだら)の滝▽難陀龍王社▽県指定文化財の天誅倉(てんちゅうぐら)▽小又川観音堂―を巡る。
他に、護摩壇山から殿垣内までの山岳地域や小森谷渓谷、安倍晴明の伝説が残されている殿原などのコースがあり、龍神村内を網羅している。
紹介されている64の観光名所ごとに、「易」による解説を記した龍王カードも作った。
例えば、番号1の護摩壇山のカードは「乾為天(けんいてん)」で「龍のパワーを得る」。ここには陽の強い気があり、この山にかかる雲は昇り龍といわれていると説明する。「勢いがあるが、傲慢(ごうまん)になると龍も天から落ちる」と助言している。
カードの使い方は、まず占う目的を決めて混ぜ合わせて扇形に並べ、1枚を引く。そのカードが現在の状態。続いて引く2枚目のカードが未来で、良くない事を指し示す内容であっても、そうならないように考えることを勧めている。
龍の里づくり委員会では、易の旅というこれまでにない視点で龍神村の観光スポットを紹介することで、易に興味がある人が訪れるようになればと期待している。
観光庁の事業を活用して500部作った。龍神村にある64の観光名所を8コースに分け、八大龍王(難陀、跋難陀、娑伽羅、和脩吉、徳叉迦、阿那婆達多、摩那斯、青蓮華)が案内役となって巡る形で紹介している。
各コースとも、歴史や地元の興味ある話を交えながら、それぞれ八つの観光名所をカラー写真付きで掲載。巻頭には、易の歴史や陰陽の思想と易経などを解説し、易を知らない人でもすぐに使えるようにしている。
八大龍王の長、難陀龍王が案内するコースは、龍神温泉周辺にある観光スポットを取り上げた。空海が難陀龍王のお告げで開いたとされる温泉を中心に、木製つり橋の佐久間橋▽皆瀬神社▽道の駅「龍神」の施設内にある大黒柱▽温泉寺▽曼陀羅(まんだら)の滝▽難陀龍王社▽県指定文化財の天誅倉(てんちゅうぐら)▽小又川観音堂―を巡る。
他に、護摩壇山から殿垣内までの山岳地域や小森谷渓谷、安倍晴明の伝説が残されている殿原などのコースがあり、龍神村内を網羅している。
紹介されている64の観光名所ごとに、「易」による解説を記した龍王カードも作った。
例えば、番号1の護摩壇山のカードは「乾為天(けんいてん)」で「龍のパワーを得る」。ここには陽の強い気があり、この山にかかる雲は昇り龍といわれていると説明する。「勢いがあるが、傲慢(ごうまん)になると龍も天から落ちる」と助言している。
カードの使い方は、まず占う目的を決めて混ぜ合わせて扇形に並べ、1枚を引く。そのカードが現在の状態。続いて引く2枚目のカードが未来で、良くない事を指し示す内容であっても、そうならないように考えることを勧めている。
龍の里づくり委員会では、易の旅というこれまでにない視点で龍神村の観光スポットを紹介することで、易に興味がある人が訪れるようになればと期待している。