豚熱感染イノシシ、和歌山県内で5匹目確認
和歌山県は10日、かつらぎ町内で発見された死んだイノシシ1匹が豚熱に感染していたことが分かったと発表した。感染したイノシシは10月下旬に県内で初めて確認され、今回で5匹目となった。5匹とも発見場所は近距離にあり、県は周辺に感染が拡大しているとみている。
今回、感染が分かったのは9日に発見された雄の幼獣。県紀北家畜保健衛生所で検査し、10日に陽性と確定した。
県は発見場所から半径10キロ以内にあり、豚を飼養する2戸(計999匹)、ミニブタを飼養する2戸(計2匹)、イノシシを飼養する1戸(3匹)に立ち入り検査する。
豚熱は人に感染することはないが、豚などには伝染力が強く、致死率も高い病気。県内では飼養する豚などにワクチンを接種しているが、県は県内の養豚業者31戸に対し、改めて危機感を持って感染防止対策を徹底するよう指導したいとしている。
県内では10月下旬以降、紀の川市桃山町で有害鳥獣として捕獲された2匹、紀美野町内で発見された死んだ2匹の感染が確認されている。
今回、感染が分かったのは9日に発見された雄の幼獣。県紀北家畜保健衛生所で検査し、10日に陽性と確定した。
県は発見場所から半径10キロ以内にあり、豚を飼養する2戸(計999匹)、ミニブタを飼養する2戸(計2匹)、イノシシを飼養する1戸(3匹)に立ち入り検査する。
豚熱は人に感染することはないが、豚などには伝染力が強く、致死率も高い病気。県内では飼養する豚などにワクチンを接種しているが、県は県内の養豚業者31戸に対し、改めて危機感を持って感染防止対策を徹底するよう指導したいとしている。
県内では10月下旬以降、紀の川市桃山町で有害鳥獣として捕獲された2匹、紀美野町内で発見された死んだ2匹の感染が確認されている。