田んぼに温泉マーク 田辺市龍神村、募金も呼び掛け
和歌山県田辺市龍神村安井で3種類の苗を植え分けてアートを浮かび上がらせている「田んぼアート」の稲が育ち、絵が浮かび上がってきた。高台にある龍神市民センター駐車場から観賞することができる。主催する実行委員会は募金への協力も呼び掛けている。
住民有志でつくる「田んぼアート実行委員会」(冨田進委員長)が、休耕田対策や地域活性化を目的に毎年実施している。田んぼに穂の色の違うカンニホ、ミドリマンヨウ、イクヒカリの3種類の稲を植えている。今年も湯気が立ち上る温泉マークで、地域が誇る観光資源である龍神温泉をPRしている。
今年は新型コロナウイルスの影響で、5月末にあった田植えに、毎年参加している龍神中学校と南部高校龍神分校の生徒が参加できず、実行委メンバーや県職員らで田植えした。
実行委によると、稲の成長によって7月下旬ごろから温泉マークが浮かび上がってきたという。カンニホやミドリマンヨウの穂が出る8月下旬ごろからは、より色が鮮やかになるという。
実行委は国道沿いに近くのぼりを立て、観賞スポットである龍神市民センター駐車場への来場を呼び掛ける。龍神市民センター駐車場の金網には募金箱を設置しており、集まった募金は、田んぼアートに使う苗の購入費や肥料代など本年度の活動費に充てるという。
収穫は10月ごろを予定。実行委の冨田委員長は「例年皆さんには募金にも協力していただいて、本当にありがたい。みんなで観賞する機会は設けていないが、収穫するまでの間、それぞれで楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。
住民有志でつくる「田んぼアート実行委員会」(冨田進委員長)が、休耕田対策や地域活性化を目的に毎年実施している。田んぼに穂の色の違うカンニホ、ミドリマンヨウ、イクヒカリの3種類の稲を植えている。今年も湯気が立ち上る温泉マークで、地域が誇る観光資源である龍神温泉をPRしている。
今年は新型コロナウイルスの影響で、5月末にあった田植えに、毎年参加している龍神中学校と南部高校龍神分校の生徒が参加できず、実行委メンバーや県職員らで田植えした。
実行委によると、稲の成長によって7月下旬ごろから温泉マークが浮かび上がってきたという。カンニホやミドリマンヨウの穂が出る8月下旬ごろからは、より色が鮮やかになるという。
実行委は国道沿いに近くのぼりを立て、観賞スポットである龍神市民センター駐車場への来場を呼び掛ける。龍神市民センター駐車場の金網には募金箱を設置しており、集まった募金は、田んぼアートに使う苗の購入費や肥料代など本年度の活動費に充てるという。
収穫は10月ごろを予定。実行委の冨田委員長は「例年皆さんには募金にも協力していただいて、本当にありがたい。みんなで観賞する機会は設けていないが、収穫するまでの間、それぞれで楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。