串本町で早くも稲刈り 学校給食用のコシヒカリ収穫
和歌山県串本町高富にある坂本渡さん(67)=串本町二色=の田んぼで、早くも稲刈りが始まっている。町内の学校給食に使われるコシヒカリで、坂本さんは「今年は梅雨明けが遅かったので、収穫の時季が例年より少し遅くなったが、米自体は良い」と話した。
町内の二色地区と高富地区の農家は、8月末から9月にかけて台風が多くなることから、早めに収穫できるようにと、毎年他の地区より早く田植えを始めている。坂本さんは今年4月13日から田植えを始め、約2・5ヘクタールの水田にうるち米「コシヒカリ」ともち米「満月」を植えた。町内での米の収穫作業は9月下旬まで続く。
坂本さんは、同町の学校給食で子どもたちが食べる米を栽培している「串本町地産地消米生産者組合」(山下敏文組合長)の副組合長を務めている。組合員22人の田んぼ計約20ヘクタールでコシヒカリを栽培し、約12トン納入する。
同組合は「安心安全で、おいしい米を届ける」を合言葉に、2009年から町内の休耕田を一部復活させて米を栽培しているが、組合員の高齢化、後継者不足、休耕田の増加が課題になっている。
山下組合長(70)=同町伊串=は「今年も安心で、おいしく食べられる米ができた。子どもたちには地元の米を味わって食べてもらいたい」と話している。
町内の二色地区と高富地区の農家は、8月末から9月にかけて台風が多くなることから、早めに収穫できるようにと、毎年他の地区より早く田植えを始めている。坂本さんは今年4月13日から田植えを始め、約2・5ヘクタールの水田にうるち米「コシヒカリ」ともち米「満月」を植えた。町内での米の収穫作業は9月下旬まで続く。
坂本さんは、同町の学校給食で子どもたちが食べる米を栽培している「串本町地産地消米生産者組合」(山下敏文組合長)の副組合長を務めている。組合員22人の田んぼ計約20ヘクタールでコシヒカリを栽培し、約12トン納入する。
同組合は「安心安全で、おいしい米を届ける」を合言葉に、2009年から町内の休耕田を一部復活させて米を栽培しているが、組合員の高齢化、後継者不足、休耕田の増加が課題になっている。
山下組合長(70)=同町伊串=は「今年も安心で、おいしく食べられる米ができた。子どもたちには地元の米を味わって食べてもらいたい」と話している。