田辺の魅力体験して 神島高の生徒が観光プラン考案、和歌山県
神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)で観光ビジネスを受講する3年生が、地域活性化のために考えた観光プランの審査会が14日にあった。まち歩きやグルメイベント、移住体験など個性的で実現可能性の高い案が続々と登場した。
観光ビジネスでは年間を通じ、観光資源の発見と活用、観光まちづくりについて全国の事例や地元の取り組みを学ぶ。プラン作りはその集大成。74人が14班に分かれ、学んだ知識や地域の声、統計データも盛り込んで発表資料を作成した。
「ちょこっと歩き旅」は、JR紀伊田辺駅から扇ケ浜までの道沿いでのイベント。キッチンカーを配置し、地元農家と連携して梅などを使用した料理を提供する。価格は食べ物500円以内、飲み物はジュース200円以内、酒400円以内と設定。宣伝活動にはインフルエンサーを起用する考えを示した。
メンバーの山本光咲さんは「扇ケ浜前の通りはすてきなのに、普段人通りが少ない。どうすれば訪れたくなるかを考えた。発信方法も大事で、若者はSNSで情報収集する。市の公式SNSはフォロワーが少ないので、旅を発信しているインフルエンサーに協力してもらいたい」と話した。
他にも空き家をキャンプ場として活用する「熊野古道サイクリングキャンプ」、農業や漁業体験ができる「週末移住体験プロジェクト」、毎月実施の「花火づくり教室」、冬の扇ケ浜での「クリスマスマーケット」などの案があった。
審査員を務めた市観光振興課の坪井伸仁係長は「運営費の問題をクリアできれば、すぐに取り組めそうな案が多い。花火教室は私もやってみたい」と講評。「学習を通じ、地域を知れたのは非常に大きい。卒業して県外に出ても、皆さんがインフルエンサーとして田辺の魅力を発信してほしい」とエールを送った。
観光ビジネスでは年間を通じ、観光資源の発見と活用、観光まちづくりについて全国の事例や地元の取り組みを学ぶ。プラン作りはその集大成。74人が14班に分かれ、学んだ知識や地域の声、統計データも盛り込んで発表資料を作成した。
「ちょこっと歩き旅」は、JR紀伊田辺駅から扇ケ浜までの道沿いでのイベント。キッチンカーを配置し、地元農家と連携して梅などを使用した料理を提供する。価格は食べ物500円以内、飲み物はジュース200円以内、酒400円以内と設定。宣伝活動にはインフルエンサーを起用する考えを示した。
メンバーの山本光咲さんは「扇ケ浜前の通りはすてきなのに、普段人通りが少ない。どうすれば訪れたくなるかを考えた。発信方法も大事で、若者はSNSで情報収集する。市の公式SNSはフォロワーが少ないので、旅を発信しているインフルエンサーに協力してもらいたい」と話した。
他にも空き家をキャンプ場として活用する「熊野古道サイクリングキャンプ」、農業や漁業体験ができる「週末移住体験プロジェクト」、毎月実施の「花火づくり教室」、冬の扇ケ浜での「クリスマスマーケット」などの案があった。
審査員を務めた市観光振興課の坪井伸仁係長は「運営費の問題をクリアできれば、すぐに取り組めそうな案が多い。花火教室は私もやってみたい」と講評。「学習を通じ、地域を知れたのは非常に大きい。卒業して県外に出ても、皆さんがインフルエンサーとして田辺の魅力を発信してほしい」とエールを送った。