「安心して受診を」 くしもと町立病院の全職員陰性
和歌山県串本町サンゴ台にあるくしもと町立病院は、全職員156人を対象に新型コロナウイルス感染症の抗体検査を実施した結果、全員陰性だったと13日発表した。竹村司町病院事業管理者は、院内感染を心配して受診を控えている患者がいると述べ「安心して受診してもらいたい」と呼び掛けた。
同病院は職員の感染歴の把握などを目的に6月15~30日に抗体検査を実施。対象は医師、看護師、薬剤師、事務職などで、年齢は20~60代、男性が41人、女性が115人だった。
この結果を受け、記者会見を開いた竹村管理者は、同病院のこれまでの新型コロナ対策が適切であったことを証明する結果であるとともに、町の人口は約1万5600人で、今回の検査数がその約1%になることから、町内の新型コロナ感染者はほぼゼロであると推察できると説明。
さらに、新型コロナの院内感染を懸念して、慢性的な疾患がありながら受診を控えている人が増えていると指摘。特に持病がある高齢者は、定期的な診療を続けなければ病状が悪化すると述べ、高齢者らに安心して受診に来てもらいたいと呼び掛けた。
田嶋勝正町長は、感染リスクが高いとされている病院関係者の陽性がゼロという結果は、町民の安心にもつながると述べ、今後も油断せず、今まで以上にコロナ対策を講じていきたいと話した。
同病院では、13日までに患者のPCR検査を15件実施しているが、全件陰性だったという。
■これまでのコロナ対応
同病院がこれまで実施してきた主な新型コロナ対応は次の通り。
1月下旬=発熱外来設置、マスク未着の全ての来院者にマスク配布(継続中)▽2月26日=面会制限の開始(時間短縮と検温)▽4~5月=レディース外来、関節専門外来の休診▽4月13日=院内感染防止のため発熱外来の開設時間を午後に設定▽4月17日=面会制限の徹底(許可を受けた人以外の面会禁止)▽5月下旬=コロナ患者受け入れのための病室隔離用パーティション(取り外し可)を製作▽6月1日=レディース外来、関節専門外来を再開。面会制限の緩和(新宮・東牟婁に住む家族のみ、1日1人に限り10分程度の面会可)▽7月3日=面会制限の緩和(新宮・東牟婁に住む家族のみ、1日2~3人に限り短時間の面会可)
同病院は職員の感染歴の把握などを目的に6月15~30日に抗体検査を実施。対象は医師、看護師、薬剤師、事務職などで、年齢は20~60代、男性が41人、女性が115人だった。
この結果を受け、記者会見を開いた竹村管理者は、同病院のこれまでの新型コロナ対策が適切であったことを証明する結果であるとともに、町の人口は約1万5600人で、今回の検査数がその約1%になることから、町内の新型コロナ感染者はほぼゼロであると推察できると説明。
さらに、新型コロナの院内感染を懸念して、慢性的な疾患がありながら受診を控えている人が増えていると指摘。特に持病がある高齢者は、定期的な診療を続けなければ病状が悪化すると述べ、高齢者らに安心して受診に来てもらいたいと呼び掛けた。
田嶋勝正町長は、感染リスクが高いとされている病院関係者の陽性がゼロという結果は、町民の安心にもつながると述べ、今後も油断せず、今まで以上にコロナ対策を講じていきたいと話した。
同病院では、13日までに患者のPCR検査を15件実施しているが、全件陰性だったという。
■これまでのコロナ対応
同病院がこれまで実施してきた主な新型コロナ対応は次の通り。
1月下旬=発熱外来設置、マスク未着の全ての来院者にマスク配布(継続中)▽2月26日=面会制限の開始(時間短縮と検温)▽4~5月=レディース外来、関節専門外来の休診▽4月13日=院内感染防止のため発熱外来の開設時間を午後に設定▽4月17日=面会制限の徹底(許可を受けた人以外の面会禁止)▽5月下旬=コロナ患者受け入れのための病室隔離用パーティション(取り外し可)を製作▽6月1日=レディース外来、関節専門外来を再開。面会制限の緩和(新宮・東牟婁に住む家族のみ、1日1人に限り10分程度の面会可)▽7月3日=面会制限の緩和(新宮・東牟婁に住む家族のみ、1日2~3人に限り短時間の面会可)