移動カフェで高齢者が交流 古座川町社福協がコロナ対策
新型コロナウイルス感染予防のため、地域住民と交流する機会の減った高齢者に喜んでもらおうと、和歌山県の古座川町社会福祉協議会は6月下旬から、ワンボックス車で町内を巡る「移動カフェ」を始めた。屋外で地域住民が、コーヒーなどを飲みながら会話を楽しんでいる。
高齢者の認知症予防などを目的に同社福協は、町内14地区の会館で「ふれ愛カフェ・よりみち」を週3回ペースで開催していたが、新型コロナの影響で2月下旬から中止している。カフェには毎回多くの高齢者が集まり、コーヒーなどを飲みながら、童謡を歌ったり、食事をしたりして楽しんでいた。
ふれ愛カフェを毎回楽しみにしていた高齢者たちからは、早期再開を望む声が多かったが、町社福協は会館で開くのは依然として感染リスクがあると判断。「3密」を避けるため、屋外で小規模なら開催が可能と移動カフェを始めた。
開催は晴れた日のみ。町社福協職員2~4人が週3回ペースで1日10カ所程度、高齢者宅などを巡り、いすを並べ、飲み物を提供している。
2日には同町西川地区で開かれ、うわさを聞き付けた地域住民が、童謡などの音楽を聞きながら会話を弾ませていた。
カフェを担当している町社福協の久保由美子さんは「コロナの影響で久しぶりに会う人もいたが、皆さんの元気な顔を見ることができてうれしい。移動カフェをすることで、地域では1人暮らしをしている80~90代の方が多いということを改めて感じた。見守り活動が大切だとつくづく思う」と話した。
高齢者の認知症予防などを目的に同社福協は、町内14地区の会館で「ふれ愛カフェ・よりみち」を週3回ペースで開催していたが、新型コロナの影響で2月下旬から中止している。カフェには毎回多くの高齢者が集まり、コーヒーなどを飲みながら、童謡を歌ったり、食事をしたりして楽しんでいた。
ふれ愛カフェを毎回楽しみにしていた高齢者たちからは、早期再開を望む声が多かったが、町社福協は会館で開くのは依然として感染リスクがあると判断。「3密」を避けるため、屋外で小規模なら開催が可能と移動カフェを始めた。
開催は晴れた日のみ。町社福協職員2~4人が週3回ペースで1日10カ所程度、高齢者宅などを巡り、いすを並べ、飲み物を提供している。
2日には同町西川地区で開かれ、うわさを聞き付けた地域住民が、童謡などの音楽を聞きながら会話を弾ませていた。
カフェを担当している町社福協の久保由美子さんは「コロナの影響で久しぶりに会う人もいたが、皆さんの元気な顔を見ることができてうれしい。移動カフェをすることで、地域では1人暮らしをしている80~90代の方が多いということを改めて感じた。見守り活動が大切だとつくづく思う」と話した。