熊野古道に園芸植物群生 世界遺産登録の長尾坂
和歌山県田辺市長野、世界遺産に登録されている熊野古道「長尾坂」で、園芸植物であるサフランモドキの群生がピンク色をした大きめの花を咲かせ、古道を歩く人たちを驚かせている。
サフランモドキは、地下に球根を持つヒガンバナ科の多年草。メキシコなどが原産地で、日本では花を観賞するために広く栽培されてきたが、野生化している所もあるという。
群生しているのは「長尾一里塚跡」がある辺り。数百本のサフランモドキが、直径7センチほどの花を咲かせている。
地域住民は「この場所に植えたとは聞いたことがない」と話しており、県立自然博物館(海南市)は「球根が土に混入したことにより、いつのまにか増えたのではないか」としている。
サフランモドキは、地下に球根を持つヒガンバナ科の多年草。メキシコなどが原産地で、日本では花を観賞するために広く栽培されてきたが、野生化している所もあるという。
群生しているのは「長尾一里塚跡」がある辺り。数百本のサフランモドキが、直径7センチほどの花を咲かせている。
地域住民は「この場所に植えたとは聞いたことがない」と話しており、県立自然博物館(海南市)は「球根が土に混入したことにより、いつのまにか増えたのではないか」としている。