アユの友釣り解禁 古座川、コロナで2週間遅れ
和歌山県の古座川町やすさみ町を流れる古座川の本流や支流で13日と14日、アユの友釣りが解禁された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で約2週間遅れの解禁となったが、この日を待ちわびていた太公望たちが町内外から訪れ、早朝から釣り糸を垂らした。漁期は12月末まで。
古座川流域では、毎年6月1日にアユ漁が解禁されているが、今年は七川ダム(古座川町)から上流の七川漁協管内が13日、下流の古座川漁協管内が14日に解禁された。両漁協は、おとりアユを販売する店や遊漁券販売所などに対し、手指のアルコール消毒などの新型コロナ対策の徹底を呼び掛けている。
今年の解禁日は、連日の雨による川の増水や濁りの影響で、例年に比べて釣り人は少なかったが、小川、三尾川などの支流では、釣り人の姿が見られた。
小川で14日午前10時から11時半までの1時間半で11~17センチを14匹釣り上げた楠本慎也さん(46)=田辺市=は「今日は川の状態が悪かったので去年の解禁日よりは釣れなかったが、これから期待できると思う」と話した。
同町洞尾でおとりアユ販売店を営む田上智士さん(56)は「去年は天然遡上(そじょう)が少なかったが、今年は例年並みに戻っている。川の増水で餌になるコケが飛ばされたので、解禁日の釣り客は少なかったが、コケが回復する2週間後ぐらいから増えると思う。例年は盆すぎから9月ごろまでが釣り客のピークになっている」と話していた。
古座川漁協は今季、管内に県内水面漁連が海で取って蓄養した稚アユを計1・5トン放流している。七川漁業も管内に900キロ放流しており、今月下旬、さらに250キロ追加放流するという。
古座川流域では、毎年6月1日にアユ漁が解禁されているが、今年は七川ダム(古座川町)から上流の七川漁協管内が13日、下流の古座川漁協管内が14日に解禁された。両漁協は、おとりアユを販売する店や遊漁券販売所などに対し、手指のアルコール消毒などの新型コロナ対策の徹底を呼び掛けている。
今年の解禁日は、連日の雨による川の増水や濁りの影響で、例年に比べて釣り人は少なかったが、小川、三尾川などの支流では、釣り人の姿が見られた。
小川で14日午前10時から11時半までの1時間半で11~17センチを14匹釣り上げた楠本慎也さん(46)=田辺市=は「今日は川の状態が悪かったので去年の解禁日よりは釣れなかったが、これから期待できると思う」と話した。
同町洞尾でおとりアユ販売店を営む田上智士さん(56)は「去年は天然遡上(そじょう)が少なかったが、今年は例年並みに戻っている。川の増水で餌になるコケが飛ばされたので、解禁日の釣り客は少なかったが、コケが回復する2週間後ぐらいから増えると思う。例年は盆すぎから9月ごろまでが釣り客のピークになっている」と話していた。
古座川漁協は今季、管内に県内水面漁連が海で取って蓄養した稚アユを計1・5トン放流している。七川漁業も管内に900キロ放流しており、今月下旬、さらに250キロ追加放流するという。