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商議所会頭らが3千万円寄付 新型コロナで田辺市に

新型コロナウイルス対策のため、和歌山県田辺市に多額の寄付をした榎本長治会頭(中央)と金谷清道副会頭(左)、中田吉昭副会頭(左から2人目)=14日、田辺市長室で
新型コロナウイルス対策のため、和歌山県田辺市に多額の寄付をした榎本長治会頭(中央)と金谷清道副会頭(左)、中田吉昭副会頭(左から2人目)=14日、田辺市長室で
 新型コロナウイルス感染症の経済対策に役立ててほしいと、和歌山県の田辺商工会議所の榎本長治会頭(山長商店会長)と金谷清道副会頭(カナセ社長)、中田吉昭副会頭(中田食品社長)が14日、田辺市に計3千万円を寄付した。


 榎本会頭は個人として、両副会頭はそれぞれの会社からの寄付。この日市役所を訪れた3人は、1千万円ずつの小切手を真砂充敏市長に直接手渡した。

 商議所は、新型コロナで苦境に立つ事業所へのさらなる支援を求める要望書を、12日に市や市議会に提出したばかり。榎本会頭は改めて「飲食業や観光業をはじめ、大きな影響を受けている」と現状を伝えた上で「そうした事業者への経済対策にお使いください」と語った。

 真砂市長は「市民を代表し、心から感謝申し上げる。ご意思を十分に尊重し、できるだけの支援をしていきたい」と謝辞を述べた。

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