和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

花火大会の中止相次ぐ 熊野地方、収束予測できず

 熊野地方の夏を彩る花火大会の中止が、相次いで決定した。いずれも新型コロナウイルス感染拡大防止のためで、主催者は「収束時期が予測できない」などとして判断した。

 熊野川を舞台に8月13日に開かれている新宮市の「熊野徐福万燈祭(新宮花火大会)」を主催する運営委員会(運営委員長=田岡実千年・新宮市長)は27日、今年の開催を中止することを決めた。

 田岡市長は「収束時期が予測できないことや観客や関係者の健康と安全確保を第一と考え、中止を決定した」とのコメントを出した。

 8月11日に開催している「那智勝浦町花火大会」も今月23日、感染拡大防止のため中止が決まった。

 全国各地から毎年約10万人が訪れる三重県熊野市の「熊野大花火大会」(8月17日)は今月17日、中止を決定。同市観光協会は「数カ月前から準備も必要なので中止を判断した」と話している。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ